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緊急地震速報受信システムを活用した避難訓練及び小中学校合同の防災に関する学習を実施しました

  2013年12月12日(木曜日),波崎第二中学校において,自らの命を守るための意識の向上や態度の育成を図る目的で,緊急地震速報受信システムを活用した避難訓練及び小学校・中学校合同の防災に関する学習を実施しました。

実施内容

  避難訓練では「30秒後に震度5弱の地震が来ます」という音声が、緊急地震速報受信システムから緊急校内放送で流れると,生徒は自分の机に掛けてあるヘルメットを即座にかぶり,机の下に身を隠して安全を確保しました。次に,第一次避難所であるグラウンドへ全員が避難しました。
  さらに大津波警報が発表されたという設定で,波崎第二中学校のグラウンドから,波崎第二中学校屋上よりも高い,隣接する矢田部小学校屋上へ二次避難を行いました。波崎二中学区では前年度から小学校・中学校合同避難訓練を行なっているため,スムーズに矢田部小学校屋上への避難を完了しました。
  その後,矢田部小学校6年生と波崎第二中学校1年生が,防災に関する学習を合同で行いました。小学生・中学生混合で4~5人のグループ(約20グループ)に分かれ,「非常時に持ち出すことが必要な物は」というテーマで話し合いをしました。
  また,学校評議員など地域の方も最後まで生徒と行動をともにし,感想や助言等をいただきました。
  最後に,学校防災アドバイザーの千葉科学大学 戸田和之准教授による「津波避難時の心構え」についての講演があり,地震・津波のメカニズムや災害から身を守るポイント等に児童・生徒は高い関心を示し真剣に耳を傾けていました。
  今後もこれらの学習を活かし,より実践的な避難訓練を実施していく予定です。 
 

緊急地震速報受信システム機器

緊急地震速報受信システム機器の画面一例

画像は、予想震度と地震到達までの時刻の表示例です。
 受信と同時に校内放送が流れ,地震に備えることができます。

教室での避難の様子

一斉にヘルメットをかぶって机の下に避難する様子

画像は、緊急地震速報受信システム作動後,ヘルメットをかぶり机の下に避難しました。

一次避難の様子

校舎から出てきた児童・生徒 グラウンドに一同整列して人数確認を行ないます。 
画像左は、校舎から一次避難所のグラウンドへ避難。画像右は、避難後,人数確認をしました。

二次避難の様子

矢田部小学校の屋上に避難し、一同整列して座っています。

 画像は、波崎第二中学校のグラウンドから,矢田部小学校の屋上に避難しました。

小学校・中学校の防災に関する学習の様子

体育館にてグループ活動を行なう児童・生徒たち。 児童・生徒が資料を囲み、様々な意見が出ていました。
画像は、小学6年生と中学1年生が協力してグループ活動を行ないました。

講演会の様子

講演会は体育館で行なわれ、スライドショーなどで説明を受けました。  
画像は、講師の戸田准教授の話をみんな熱心に聞いていました。

波崎第二中学校長のコメント

  本校は利根川の近くに位置し,地震ばかりでなく津波が利根川を遡上したときに一人一人の命をどのようにして守るか,これは重要な課題です。去る12月12日,実践的防災教育総合支援事業の一環として実施した避難訓練では,新たに設置された「緊急地震速報受信システム」に基づき,いち早く第一次避難を完了できました。その後,津波発生を感知したというシステムの情報に基づき,隣接する矢田部小学校屋上への避難を実施しました。このシステムの利点は,これまでより数分早く避難準備を始められることであり,今回の訓練でもそれを実感しました。今後は,矢田部小・土合小との合同避難訓練にこのシステムを活かしていくことや,地域の方との連携,防災マップの活用などの充実を図り,生徒自身がいざという時の安全の確保をしっかりと身に付けていけるよう,継続して防災教育に取り組みたいと思います。  

児童・生徒の感想
  • 今日の避難訓練で学んだことがあります。津波が起きたときに家族がそれぞれ違う場所にいたらどこへ逃げるのか決めておくことが,大切だということです。家族がどこにいるか分からなかったら,お互いに探しに行ってしまい命を落としてしまうので,いざという時にどこに避難するのか,家族で確認しておきたいと思います。また,災害が起こったときに必要なものを入れた,非常持ち出し袋を準備しておきたいと思います。避難所での生活に困らないように,中身についても家族で話し合って決めたいと思います。災害が起きたときには,まずは自分の命を第一に考え行動すること,日頃から万が一に備えて準備しておくことが大切だということを学びました。(中学1年生 男子)
  • 戸田先生の講演を聞いて,津波の怖さを改めて確認することができたとともに,自分の命を最優先に考えて行動することの重要性を知ることができました。自分の命を守るためには,万が一に備えて最低限の避難物資をまとめておいたり,ハザードマップを見て避難場所を確認しておいたりするなど,事前の準備が大切であることが分かりました。家族みんなでしっかりと話し合い,避難場所や連絡方法等を確認しておきたいと思います。そして,万が一の時に,適切な判断をして行動できるような人になりたいと思います。(中学2年生 女子)
  • 戸田先生の「津波避難時の心構え」という講演を聞いて,改めて「自分の命は自分で守る」ということを真剣に考えました。津波に備えて,家族で「避難場所」を決めておくことが,とても大切です。私のことを心配して父母が探し回らないように,「自分は矢田部小学校に避難するから大丈夫」と家族で作った「避難の約束」をもう一度話し合うことができ,安心できました。(小学6年生 女子)
  • 波崎第二中学校の1年生と一緒に,「非常時持ち出し袋の中身を考えよう」という活動をしました。今まで,持ち出し袋の中身について考えたことがなかったので,中学生と話し合いながら,一つ一つ考えました。「万が一災害にあった時に,自分には何が必要か。」は,各家庭状況によって違うことが分かりました。万が一災害にあった時には,自分にできることは何かを考え,メモを貼っておこうと思います。(小学6年生 女子)
教員のコメント
  • 今年度,本校で緊急地震速報受信システムが導入されました。このシステムは,地震をいち早く感知し,大きな揺れが来る前に校内放送で知らせてくれるシステムです。東日本大震災のときにこのシステムがあれば,大きな揺れの約1分前に校内放送が流れていたことになるそうです。このシステムを有効に活用することができれば,地震が来る前に建物の外に避難したり,ヘルメットをかぶって机の下にもぐったりと,より安全に地震から身を守ることが可能になります。本校では,これまでに2度,このシステムを利用した避難訓練を実施しました。訓練を実施するたびに,避難方法や生徒や教員のとるべき行動等,様々な課題が見えてきています。例えば,「何秒あれば外に逃げられるのか?」,「避難中に大きな揺れが来たらどうするか?」等です。本校ではこれからも,場面や地震までの時間を変更しながら,このシステムを利用した避難訓練を繰り返し実施していく予定です。実施していく中で,適切な判断をして冷静に行動できる生徒を育成していきたいと考えています。(波崎第二中学校 保健安全担当教員)
  • 中学生と小学生が合同で「防災」について考える機会を得たことは,とても有意義な経験であったと思います。 矢田部小学校の低学年の児童は,下校中に東日本大震災に遭いました。瓦が道路に散乱して歩けない状態になった場所があった中,地域のみなさまが子どもたちの手を引いて,自宅まで送ってくださいました。そのような経験をした子どもたちが,災害の心構えについて真剣に考えました。地域を意識した今回の中学生との合同防災授業は,大変有意義なものとなりました。 (矢田部小学校 教員)

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