神栖市のピーマン

日本一のピーマン産地 かみす

青々とした葉っぱに囲まれて実がなっているピーマン栽培

ピーマン栽培の歴史

  神栖市のピーマン栽培の始まりは、終戦直後の昭和24年ごろに進駐軍の野菜としてアメリカ産のカリフォルニアワンダーという品種が栽培されたのが始まりといわれています。
  昭和40年頃から、ビニールハウスなどの施設整備とともに、生産技術の向上によりピーマンの一大産地が形成されました。

ビニールハウスで栽培されているピーマン

 

栽培に適した風土

神栖市内の海岸と風車

  温暖な気候と水はけのよい砂質土壌の神栖市は、ピーマンの好む最適な条件を備えています。

環境にやさしい農業

  神栖市のピーマン生産者は、自然環境に配慮した安全・安心な農業に積極的に取り組んでいます。

エコファーマー

  「土づくり」「化学肥料低減」「化学農薬低減」の3つの技術を一体的に取り組み、農地の生産力の維持・増進、良好な営農環境の確保に役立つ生産方式として、県知事の認定を受けた農業者の愛称です。 (エコファーマー/茨城県外部リンク

天敵昆虫使用(化学農薬使用の低減)

  害虫の発生時期に天敵となる昆虫を放飼し、害虫を捕食します。天敵昆虫は生物農薬として登録しているものを使用します。粘着剤、フェロモン剤(交尾阻害)などの害虫防除、減農薬栽培に取り組んでいます。

養液土耕栽培

  ピーマンの生育にあわせて、必要な時期に必要な分だけ少量ずつ潅水・施肥を管理する栽培方法です。養液土耕栽培は、肥料の使用量を減らしながら、収穫量の増と労力の省力化を図るシステムです。

一年を通して旬なピーマンを出荷

  ピーマンを同じ苗から長期間収穫すると、品質に大きなムラが出てしまいます。神栖市の生産者は、春ピーマン、秋ピーマン、さらに温室ピーマンを栽培している生産者も多く、季節ごとに植え替えをしています。種苗の定植時期、ビニールハウスの温度調整等により育て方を分けて、一年中、旬なピーマンを市場へ出荷しています。

  • 春・夏に収穫する半促成栽培春ピーマン
  • 秋・冬に収穫する抑制栽培秋ピーマン
  • 秋・冬・春に収穫する促成栽培温室ピーマン

ピーマンの出荷の様子、ベルトコンベアを流れるたくさんのピーマンが詰まったコンテナたち

「みおぎ」ピーマン

  神栖市で主に栽培される品種は「みおぎ」です。
  グリーンの色が濃く、やわらかくて苦味が少ない食べやすいピーマンです。
 

ピーマン豆知識

つやつやと輝くたくさんのピーマン

ピーマンの主な栄養素

  ビタミンCは熱に弱いといわれますが、ピーマンのビタミンCは組織がしっかりしているため加熱しても壊れにくく、損失が少ないのが特徴です。コラーゲンの生成を促進し、メラニン色素の増加を抑え、皮膚の抵抗力を強める働きがあるといわれています。
  ビタミンPも含まれておりビタミンCの吸収を助けます。β-カロテンも多く含まれ、ビタミンCとともに抗酸化作用を発揮し、老化防止や免疫力アップの働きがあるといわれています。

ピーマンの選び方

  皮がつやつやして、全体に張りがあり肉厚のものが良いとされています。
  ピーマンはヘタのところから痛んでくるので、よく確認してください。

ピーマンの保存方法

  ピーマンは水分がつくと痛みやすいので、洗わずにポリ袋に入れて口を閉め、冷蔵庫の野菜室に保存します。1つ腐るとほかにも移るので、痛んだものはすぐに処分してください。

神栖市産ピーマンの出荷量(平成26年産)

  出荷量27,400トン(農林水産省統計より)

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