学習指導研究発表会

学習指導研究発表会

  神栖市教育委員会で実施している神栖市学力向上プロジェクトでは,センター校として神栖第三中学校,協力校として,軽野東小学校,大野原西小学校,波崎西小学校,神栖第一中学校,波崎第四中学校を指定し学力向上に取り組んでいます。  神栖市学力向上プロジェクトの取り組みのひとつである,神栖市授業スタイルの作成・実践に向けて,軽野東小学校,波崎西小学校,神栖第一中学校において学習指導研究発表会を実施し,延べ250人の教職員が参加しました。
 
  神栖市教育委員会では,学習指導研究発表会等を通して,各学校での学習指導方法の改善と神栖市授業スタイルの確立を目指し,学力の向上を図っています。
  研究発表会では,児童生徒が一生懸命考え,自分の考えを伝え合い,力を合わせて課題を解決する授業が実践されていました。3校からの発信を各学校の実践に活かしていきながら,市全体として授業力を高め合ってまいります。

公開授業(平成25年10月18日実施 軽野東小学校)

  軽野東小学校では,2013年10月18日(金曜日)に,「見通しをもち 筋道を立てて考え 表現する力の育成 ~算数科の授業づくりを通して~」を研究テーマとして,公開授業と研究協議を実施しました。
 授業では,ノート指導と共に神栖市授業スタイルを取り入れ,児童の自主的な学習を尊重できるように学び合い学習(ペア学習やグループ学習)を積極的に実施しました。また他者説明による発表の推進も行いました。

 6年生の公開授業の様子 5年生の公開授業の様子
画像左は、6年生の公開授業の様子,画像右は、5年生の公開授業の様子
 研究協議の様子
画像は、研究協議の様子

公開授業の感想について

授業を受けた児童の感想
  • 自分の予想や考えをノートに書いて,それをもとに司会や発表者などを決めてグループで話し合うことができました。また,自分では気付かなかったことや大事なことを,吹き出しを使って付け加えることができました。ノートは後で振り返る時に参考になり,発表することも楽しくなりました。(5年生 男子)
  • 私はグループ学習で,自分の考えた意見とは違う友達の意見を聞いたり,自分たちの考えを出し合って良い方法を見つけたりできました。友達から「その考えいいね。」と言われるとうれしくて,これからのグループ学習や算数の授業が楽しくなる,とても良い学習だと思いました。(6年生 女子)
授業をおこなった教諭の感想
  • 児童主体の学びを行うため,学習指導要領や言語活動の充実に関する事例集を参考にし,全職員で試行錯誤しながら協力して指導案の立案から取り組み,指導力の向上につながっていると思います。また,今回の授業を通して,取り組んだ分だけ児童の成長も感じられました。パーソナルワークでは,予想以上の児童の考えの広がりがありました。グループワークでは,意見の統合や修正が行われ,クラスワークでは,学び合う児童の姿の中に,喜びや達成感が見られました。(5年生 担任)
学校長のコメント
  • 「子供が意欲的に学習に参加できるようになった。」と,教師が教室から戻ってきて同僚と会話している声が職員室から聞こえました。教師が変われば授業が変わり,児童が変わります。そのためには校長自身がこの市学力向上プロジェクトの意図をよく理解して教師達にその効果を繰り返し話すことが大切です。取り組んでまだ数ヶ月で課題も山積みですが,地道に実践を積み重ねていきたいです。

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公開授業(平成25年11月8日実施 神栖第一中学校)

  神栖第一中学校では,2013年11月8日(金曜日)に,「自ら考え,判断・表現し,主体的に問題解決を図ろうとする生徒の育成~効果的な言語活動の実践を通して~」を研究テーマとして,公開授業を行いました。

小グループによる学び合いの様子 グループ単位の発表の様子1 グループ単位の発表の様子2

画像左は、小グループによる学び合いの様子  画像中と右は、グループ単位の発表の様子

公開授業の感想について

授業を受けた生徒の感想
  • グループ活動を中心とした授業だったので,自分の意見を伝えやすく,友だちの意見もたくさん聞いて,いろいろな視点から課題について考えられたので,考えが深まりました。司会の的確な要約でそれぞれのグループの意見がよりわかりやすくなり,スムーズに授業が進みました。たくさんの先生方がいらっしゃったので緊張しましたが,先生も緊張していました。(3年生 男子)
  • 学力向上プロジェクトの授業では,ジグソー班やエキスパート活動などを通していろいろな人のさまざまな意見を取り入れ,新しい考え方や見方を感じることができました。このような班活動では,自分の意見や相手の意見を伝え合うことによって,より考えの深まった答えを出すことができます。(3年生 女子)
授業をおこなった教諭の感想
  • 授業の全体司会を生徒が行うことで,学級全体の学習への意欲の高まりを感じることができました。協調学習を繰り返し行うことで,1つの課題に対して自分自身で解決し,解決できなかった部分を話し合いによって深めようとするなど生徒の学びに変容が見えてきました。まとめの段階での生徒の話合いにはまだまだ課題が残っていますが,いきいきと課題に向き合い,取り組む姿勢は今後に繋げられる成果だと思っています。更に生徒が主体的に課題解決できるような授業の展開を目指していきたいと思います。(3年生 国語科)
学校長のコメント
  • 「生きる力の育成」をねらいとした現行学習指導要領のもと,学習指導においては,「確かな学力」を定着させることが求められています。そのためには,これまでの教師主導の授業から,生徒が主体となった授業展開が不可欠です。本校では,市教育委員会の指導をいただき,生徒が自ら学び課題を解決するため,言語活動を効果的に活用した指導法を研究してきました。自ら考え,課題解決し,さらに考えを共有し,理解を深めるスタイルは,子どもにとって学びを実感できる,充実した学習となります。今回の公開授業の生徒の感想からも,充実した学習活動が行われたことが分かります。今後は更なる研修に励み,指導力の向上に努めていきます。

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公開授業(平成25年12月6日実施 波崎西小学校)

  波崎西小学校は,平成24年・平成25年の2年間,神栖市教育委員会及び神栖市教育会から学習指導研究校として,また平成25年には茨城県学力向上プロジェクト事業協力校として指定を受け,研究テーマを「豊かに表現できる児童の育成」,サブテーマを「説明文における確かな『読みの力』の習得を通して」として,研究を進めています。
  児童が,自ら思考し,判断・表現しながら行動できる資質や能力を育み,児童一人一人の自己実現を目標に取り組みんでいます。現在は,神栖市授業スタイルを実施し,9年間の学びの系統表を作成し見通しを立てた授業を行なっているところです。
  2013年12月6日(金曜日)には,「豊かに表現することのできる児童の育成~説明文における確かな『読みの力』の習得を通して~」を研究テーマとして,公開授業を行いました。
  

児童の話し合いの様子1 児童の話し合いの様子2 
画像左は、話し合いの様子1,画像右は、話し合いの様子2
たくさんの教師が見守る中でのクラスワークの様子 意見の用紙がたくさん貼られた板書の様子
画像左は、クラスワークの様子,画像右は、板書の様子
 

公開授業の感想について

授業を受けた児童の感想
  • 話合いの授業は,自分とは違う意見が発見でき,意見を交換することができて楽しかったです。また,児童司会をすると話合いがしやすく,手を挙げやすくなって,みんなの意見をたくさん聞いたり,発表したりすることができて良かったです。(6年生)
  • 最初に自分の考えをまとめ,次にグループで意見を交換し整理してから,クラスで話し合う授業は,一人一人の意見を大切にしてくれるのでうれしいです。(6年生)
  • 今までは自分の意見を発表するだけの場面が多かったです。話合いの仕方を学び,友達の良いところを見つけて質問すると相手も応えやすくなり,話合いは盛り上がりました。友達の考えを良く聞いて発表するようになってから,自分の考えが深まったと思います。(6年生)
  • 以前は,黒板を向いての授業だったので,発表が聞き取れないことがありました。今の授業は席がコの字形なので,みんなの顔の表情を見ながら意見の交流ができて良かったです。友達の意見を聞いて,自分の考えをまとめるようになりました。(5年生)
  • 今までは,みんなの前で発表することが苦手でしたが,児童司会の人が上手に進行してくれたおかげで,とても発表しやすく,自分の意見をみんなが聞いてくれて自信につながりました。(5年生)
授業をおこなった教諭の感想
  • 話合いの力は,ちょっとした場面で活かされているように感じます。「学び合う」という雰囲気も児童の中に出てきたのではないでしょうか。授業の進め方を考えるまでにまだ準備等時間を費やしますが,児童の学力向上に確実につながっていると思います。(1年生 担任)
  • パーソナルタイム(自分で考える時間)を大切にしてグループ学習に移していくと,話合いが活発になってきました。これからも神栖市の授業スタイルを浸透させていきたいと思います。 (2年生 担任)
  • 今までの児童が受け身だった授業から,児童司会の授業になったとき,次時の学習に意識が向いていく児童の姿から「やる気」の違いが伝わってきました。また,グループになって意見を深めてまとめていく姿からは,児童が「学んでいる」と感じます。「自分で考えないとはじまらない!」と感じた児童は,一つ一つの課題に真剣に向き合うようになってきたように思います。話し合う中で考えを共有し理解が深まる楽しさを,もっと味わうことができるようにしていきたいです。 (3年生 担任)
  • 話合い活動を含め,司会,記録,発表と係分担をして授業を組み立てていくことで,どの児童も自分の役割の大切さに気付くようです。相手の大変さが分かる分,いろいろ考えや意見を言おうと思い予習する児童,問題を考える中でグループの仲間が分からないときは,分かるまで説明し教える児童,友達なら質問しやすいと思う児童など,友達とのかかわりも深くなったようです。また,認めてもらう嬉しさが,次の学習意欲につながっています。 (4年生 担任)
  • 授業スタイルを統一し,学習の進め方を掲示することで,児童が見通しをもって授業に取り組むようになりました。話合いはまだまだ練習していかなければなりませんが,学ぶ方法を習得できれば,学力の向上につながっていきます。今まで予習をしなかった児童が自主学習で予習するようになったり,自分が考えつかなかったことを付け加えながらまとめ直すようになったりと,自主的な学びも見られるようになりました。(5年生 担任)
  • 児童主体の授業を,確かな学力の定着へ結び付けていくことが,今後の課題です。そのための教師の役割についての研修が,さらに必要だと感じています。児童は児童司会の魅力にとりつかれ,やる気が目に見えて向上してきました。 (6年生 担任)
学校長のコメント
  • 「よい授業とは」を考えた場合,シンプルに児童の活動の様子から「やることがわかっていて,児童が生き生きと活動しているか」といった視点があります。一方,教師の指導力中心に,「導入・展開・終末にかけて,計画や働きかけが的確でわかる授業が進められたか」といった視点があります。どちらにしても,教師が1時間の授業を児童の実態に応じて,緻密に計画してそれがマッチした時に,児童が活発に活動し「よい授業」が展開されると思われます。今回,学校全体で「意図的に話合い活動を位置づけた授業」を実践することで,児童一人一人に課題に正対させ,自分の意見や考えを持たねばならない状況をつくり,誰もが授業に主体的に取り組める授業スタイルを推進しました。これは授業改革の重要な柱であり,生涯にわたって「自ら気づき,考え,実行する」ことのできる人間の,基礎作りになっていると強く感じます。本校の研究は始まったばかりですが,授業の記録写真で『研究の足跡』を見るにつけ「授業が変わった」と一目瞭然で実感することができます。さらに課題解決に向けて継続して研究を推進していきたいです。

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