平成23年第4回定例会
2011年12月6日

  平成23年第4回神栖市議会定例会の開会にあたり,提出いたしました議案の説明に先立ち,主要施策等の経過についてご報告申し上げます。

市長 主要施策等報告

災害復旧状況について

  最初に,災害復旧状況についてでございますが,市道の災害復旧の状況につきましては,去る9月に国の災害査定が終了し,397路線,延長約62キロメートル,査定額で41億4千6百40万円が補助対象になりました。
現在は,液状化の調査及び対策の検討に併せて,市道6-9号線他6路線などの交通量の多い主要道路の測量及び実施設計を行っており,順次本格復旧工事を発注する予定でございます。
学校施設につきましては,各小中学校及び幼稚園の応急復旧は,8月末で概ね終了し,被害の大きかった横瀬小学校プールと波崎第二中学校浄化槽につきましては,11月に国の災害査定が終了し,早急に工事に入る予定でございます。
また,運動施設につきましては,被害の大きかった海浜運動公園の野球場,テニスコート,サッカー場,並びに高浜運動広場の復旧事業に関する補正予算を本定例会に提出させて頂いたところでございます。


震災復興支援の要望活動関係について

  次に,震災復興支援の要望活動関係についてでございますが,去る10月6日に茨城県庁内において,郡和子内閣府大臣政務官との懇談会が開催されました。
懇談会においては,橋本知事をはじめ,関係首長,県幹部出席のもと,茨城県及び県内市町村を東北三県と同様に取り扱い,必要な措置を講じられるよう,国に対し強く要望を行ないました。
特に,私の方から神栖市の被害及び液状化の現状の説明を行いましたところ,国土交通省から,液状化対策について,詳細な結論を出したいとの回答を頂いたところであります。
また,去る10月31日には,東日本大震災で液状化による被災を受けた関東7都県の81市区町村により,液状化の被災者の救済や再発防止対策,また,復旧・復興施策に関する提案や要望を行なうことを目的に「東日本大震災液状化対策自治体首長連絡会」が設立されました。
設立総会終了後には,液状化被害からの復旧・復興に向けた国の対応を求める要望書を野田総理大臣に提出するとともに,関係省庁の各大臣に要望活動を行なったところでございます。


震災復興推進本部の設置について

  次に,震災復興推進本部についてでございますが,去る10月1日に,神栖市震災復興推進本部を庁内に設置いたしました。
推進本部においては,事業分野別に7つの部会を設け,震災復興計画の進捗状況を把握するとともに,必要に応じて復興計画の見直し等を図りながら復興事業の速やかな実施を図ってまいります。


放射能対策について

  次に,放射能対策についてでございますが,県内の他の自治体において,局所的に高い放射線量が検出された箇所が発見されたことから,当市におきましても,去る11月7日から,放射線測定器25台を予約制により,無料での貸出を開始いたしました。自宅や自宅周辺を測定していただくことで,市民の皆さんの安全確保と不安解消に繋がるものと考えております。
一方,学校をはじめとする公共施設での放射線量の測定につきましても引き続き実施するとともに,市が所管する公共施設の雨どいの下など,放射性物質の集まりやすい場所の地上から高さ50センチメートルでの測定値で,1時間当たり0.23マイクロシーベルト以上の放射線量が検出された場合には,土壌の除去などの除染を実施してまいります。
また,神栖市産の農産物等の放射性物質検査につきましては,去る9月4日と5日に市の自主検査として,学校給食用特別栽培米及び放射性物質拡散防止品目のもみ殻について検査を実施した結果,放射性物質は検出されず,安全米として出荷されております。
さらに野菜類,花卉類,土壌につきましても,今月から来年3月までの間に自主検査を実施し,市内農産物等の安全性の確保と生産者や消費者の不安解消を図ってまいります。これに要する経費につきましては,本定例会に補正予算を提出させて頂いたところでございます。
なお,公共施設の放射線量の測定と農産物等の放射性物質検査の結果につきましては,ホームページ等によりお知らせしてまいります。


筑波大学との連携協定について

  次に,筑波大学との連携協定についてでございますが,安全・安心なまちづくりを進める上では,専門的な知識や技術が必要になってまいりますことから,去る11月29日に筑波大学と震災復興に向けた連携及び協力に関する協定を締結いたしました。
今後は,この協定に基づき,液状化被害やライフライン被害などについての調査や地域防災計画の見直しなど,震災復興に向けた様々な課題について,筑波大学の協力を得ながら,復興に向けたまちづくりを推進してまいります。


かみす舞っちゃげ祭りについて

  次に,かみす舞っちゃげ祭りについてでございます。去る9月25日に,前日24日の花火大会とともに,「復興祭」と銘打ち,かみす舞っちゃげ祭りを開催しました。
舞っちゃげ祭りには,地元13チームを含め,北海道をはじめ全国各地から54チーム,1,441人が参加して盛大に実施されました。参加チームの力強い演舞はもとより,実行委員会,ボランティアをはじめとする市民の皆さんの思いが一体化し,市民の皆さんにたくさんの元気を与えることができたと考えております。


プレミアム付クーポン発券事業について

  次に,プレミアム付クーポン発券事業についてでございますが,去る10月30日と31日に商工会が実施した「第4弾プレミアム付クーポン発券事業」に対して,補助金による支援を行いました。
今回は,震災復興を目的として「復興かみす“よってけ”クーポン」と銘打ち,2日間に発行冊数2万冊,総額2億2千万円を発売したところ,大好評のうちに完売となりました。
この事業により消費者の購買意欲が促進され,地元商工業者及び地域経済の活性化に結びつくものと期待しております。


ふれあい懇談会について

  次に,ふれあい懇談会についてでございますが,私が市長就任以来,毎年中学校区ごとに,8会場で実施してまいりましたが,大勢の人の前では発言しづらいといった参加者からの意見を踏まえ,今年度は10人以上の団体の要望に応じて開催することといたしました。
10月から深芝行政区,溝口行政区,土合本町中行政区,神栖行政区との懇談会を実施し,災害復旧に対する今後の見通しや防災に関する貴重な意見等をいただきました。また,1月以降にも行政区との懇談会が予定されており,より多くの市民の方々から意見,提言をいただけるものと考えております。


神栖市公式ツイッターの開始について

  次に,神栖市公式ツイッターの開始についてでございますが,市民への情報提供手段として,現在運用しているホームページやメールマガジンに加え,去る11月1日から,公式ツイッターを開始いたしました。
今回の大震災に際し,ホームページなどが停止した自治体では,ツイッターが有効な方法であったことから,当市におきましても,不測の事態に備え,さらなる情報発信手段を確保するとともに,平常時においては,行政情報やイベント情報などをツイッターの特徴を生かし,タイムリーで広がりのある情報発信を図ってまいります。


市民討議会の開催について

  次に,市民討議会の開催についてでございますが,去る10月30日に,公益社団法人かしま青年会議所との共催で,「深めよう!地域の絆~安全・安心な暮らしのために~」を全体テーマとして,市民討議会「はなそう!かみす2011」を開催いたしました。
住んでいる地域も職業も様々な20歳代から70歳代までの市民の方々33名の参加により,「自分たちで何ができるか」という視点から,福祉や防犯,防災などについて,活発な話し合いが行われました。
この討議会での意見や提言については,かしま青年会議所が報告書にまとめ,今月中に報告されることになっております。今後の市政に反映できるアイデアなどが数多く報告されることを期待しているところであります。


児童館指定管理事業について

  次に,児童館指定管理事業についてでございますが,昨年度,民間経営の発想やノウハウを活用し,利用者の利便性や子育て支援の充実を図るため,若松児童館に指定管理者制度を導入したところであり,年末年始を除く年中無休の施設開放を行うなど,多くの乳幼児童や保護者の方々に利用され高い評価を得ております。
そうした評価から,神栖地域の4児童館においても指定管理者制度を導入することとし,本定例会に関連議案を提出させて頂いたところでございます。
なお,波崎地域の児童館につきましても,平成25年度からの指定管理者制度の導入に向けて準備を進めて参りたいと考えております。


警察署誘致活動について

  次に,警察署誘致活動についてでございますが,市民が安心して生活していく健全なまちづくりを進めるためには,警察署を設置することが必要不可欠であることから,今年度もその活動には精力的に取り組んでいるところでございます。
市民の方々には警察署設置を要望する声を,はがきやメールで知事と県警本部長に直接届けていただくよう,広報紙や回覧等により広く呼びかけました。
また,県庁と県警本部に直接陳情に訪問すべく,市民及び各種団体に参加者を募った結果,100人あまりの方から申し込みがあり,去る11月15日に,申し込まれた方々とともに,「神栖市の安全,安心なまちづくりのためには警察署は必要不可欠である」旨を県と県警本部に強く訴えてまいりました。これは私が市長就任以来6度目の要望となります。
警察署誘致は行政だけで行動すれば実現できるものではなく,多くの市民の声や力を結集して実現するものと思っております。今後も多くの方々の協力とともに,一日でも早い誘致の実現を目指し,粘り強く活動してまいります。

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