児童虐待の防止
2024年7月、子どもの車内置き去りについて更新しました。
子どもを車内に置き去りにすることは児童虐待(ネグレクト)です
真夏の車内温度は50度を超えることもあり、エンジンを停止してから15分後には、熱中症指数が「危険」レベルに達します。(「真夏の車内温度」JAFユーザーテスト抜粋)
特に、乳幼児は体温調節の機能が未発達のため、高温下では短時間で体温が上昇し、死に至ることがあります。
エアコンを作動させている場合でも、誤作動で車が動いたり、燃料切れなどでエンジンが止まってしまう可能性があります。
「寝ているから」「少しだけ」などの理由で、子どもを車内に置き去りにするのは大変危険です。絶対にしないでください。
また、そのような状況を見かけた場合は、迷わず警察や児童相談所に通報をお願いします。
- 警察署
- 110番
- 児童相談所全国共通ダイヤル
-
189(いちはやく)
お近くの児童相談所につながります。通話料無料で24時間対応です。
子どもたちが安心して暮らせるまちへ:児童虐待防止推進月間
毎年11月は「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」をおこないます。虐待はどこの家庭でも起こりうる問題で、早期の発見・対応が大切です。この機会に、児童虐待について考えてみませんか?あなたの「もしかして虐待かも?」という気づきが子どもの命を救います。
オレンジリボン運動について
2004年に幼い兄弟の命が虐待によって奪われた事件をきっかけに、オレンジリボン運動が始まりました。オレンジリボン運動は、「子ども虐待のない社会の実現」を目指す市民運動です。このオレンジ色は「子どもたちの明るい未来を示す色」です。オレンジリボンは児童虐待防止の全国共通のシンボルであり、児童虐待防止活動への賛同を示すことができます。
啓発活動
毎年11月は児童虐待問題をたくさんの人に知ってもらうよう、全国でイベント開催、ポスターや動画の制作など、いろいろな広報活動をしています。また、活動の一環として全国から標語を公募しており、2023年度の標語は、応募数2,317作品の中から次の標語が決まりました。
2023年度標語:あなたしか 気づいてないかも そのサイン
神栖市での取り組み
2023年度は、啓発ブースの設置、職員のオレンジリボンの着装、窓口にミニオレンジリボンツリーの掲示、オレンジリボンツリーやオレンジリボンタペストリーの設置、消費生活展・かみす福祉まつりの参加、保健・福祉会館や波崎総合支所に横断幕の掲示、電光掲示板で児童相談所全国共通ダイヤル189(いちはやく)の周知などをおこなっています。
啓発ブース、オレンジリボンツリー・タペストリーの設置
2023年11月から12月にかけて、市内の公共施設20か所にオレンジリボンツリーやオレンジリボンタペストリーを設置しました。リボンの飾り付けにご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
「親子で楽しく飾り付けができました。」「2022年も参加しました。オレンジ色が華やかでよいですね。」などの嬉しいお声をいただきました。
消費生活展への参加
2023年10月15日(日曜日)に開催された消費生活展では、入り口にオレンジリボンツリーを、壁にオレンジリボンタペストリーやポスターなどを貼ったブースを設置しました。ブースを訪れた人には、リーフレットやポケットティッシュ、オリジナルぬりえを配布しました。また、児童虐待に関するクイズをおこないました。
参加者からは「189は聞いたことがあるけれど、よく分からないです。」「虐待が増えているとは知らなかったです。」などのお声もあり、職員からご説明させていただくこともありました。
横断幕などの掲示
波崎総合支所・防災センターの2階、保健・福祉会館の2か所に「虐待かも!?と思ったら189へ」の横断幕を掲示しました。また、保健・福祉会館前の電光掲示板では、11月中に「11月は児童虐待防止推進月間気になる児童の情報は189(いちはやく)」を掲示しました。
相談窓口
子どもたちを守るために、迷わずご連絡を!
「頻繁に泣き声や怒鳴り声が聞こえる家がある」「小さい子どもだけで外出をしているようだ」など、心配な子どもや気になることがあれば、迷わずにご連絡ください。連絡は匿名でおこなうこともでき、秘密は厳守されます。情報が間違っていても責められません。
目の前で暴行を受けているなど、子どもの生命に危険がある緊急の場合は、迷わず警察(110番)に連絡してください。
- 児童相談所全国共通ダイヤル
- 189(いちはやく)
お近くの児童相談所につながります。通話料無料で24時間対応です。 - 鉾田児童相談所
- 電話:0291-33-4119
18歳未満のお子さんに関するご相談に応じます。 - いばらき虐待ホットライン
- 電話:0293-22-0293
24時間対応です。(休日はありません) - こども家庭センター(こども家庭課内)
神栖市保健・福祉会館 別館2階 - 電話:0299-95-9576
受付時間:平日午前8時30分~午後5時15分
妊産婦から18歳未満のお子さんに関する相談に応じます。メールでもご相談承りますのでお気軽にお問い合わせください。
メールアドレス:kids@city.kamisu.ibaraki.jp - 親子のための相談LINE
-
茨城県は月曜日~金曜日の午前10時~午後8時受付(祝日除く)
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児童虐待ってなんだろう?
児童虐待防止法では、次の4種類が虐待として定義されています。
- 身体的虐待:殴る、蹴る、たたく、激しく揺さぶる、など
- 心理的虐待:無視する、言葉で脅す、子どもの目の前で夫婦げんか、など
- ネグレクト(育児放棄):食事を与えない、病院に連れて行かない、ひどく不潔にする、など
- 性的虐待:子どもへの性的行為、性的行為を見せる、など
子どもから、こんな「たすけてサイン」が出ているかもしれません。
- 不自然なあざや傷
- 大人に対して過剰におびえる
- 服やからだが汚れている
子どもだけではなく、子育てに悩んでいる保護者からも、こんな「たすけてサイン」が出ているかもしれません。
- いつもイライラして、子どもにあたっている
- 地域の人と交流せず、孤立している
- 子どもの健康や安全に気を配れていない
関連リンク
このページに関するお問い合わせ
福祉部 こども家庭課
〒314-0121 茨城県神栖市溝口1746-1 保健・福祉会館 別館2階
電話:0299-90-1205 FAX:0299-95-6280
メール:kids@city.kamisu.ibaraki.jp
児童福祉グループ 電話:0299-90-1205
こども相談グループ 電話:0299-95-9576
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