児童虐待の防止

ページ番号1010050 掲載日 2022年11月1日 更新日 2025年1月10日

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2025年1月、最新の情報に更新しました。

令和5年度における児童虐待に係る通告状況について

「神栖市子どもを虐待から守る条例」第15条の規定に基づき、児童虐待に係る通告状況について公表します。

児童虐待は、全国的にも増加傾向にありますが、当市も例外ではありません。
市の虐待通告件数は、年々増加しており、内訳としては、身体的虐待やネグレクトが多い状況です。
そのため、市では、オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン月間などを通じ、児童虐待の通告・相談先などの周知をおこない、また、関係機関との連携を強化し、今後も児童虐待の未然防止、早期発見・早期対応に取り組みます。

年度別の児童虐待通告件数

表:市への虐待通告件数の推移

神栖市への虐待通告件数の推移をまとめました。

  • 2020年(令和2年度):41件
  • 2021年(令和3年度):85件
  • 2022年(令和4年度):118件
  • 2023年(令和5年度):131件

子どもたちが安心して暮らせるまちへ:オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン月間

毎年11月は「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」をおこないます。虐待はどこの家庭でも起こりうる問題で、早期の発見・対応が大切です。この機会に、児童虐待について考えてみませんか?あなたの「もしかして虐待かも?」という気づきが子どもの命を救います。

オレンジリボン運動について

2004年に幼い兄弟の命が虐待によって奪われた事件をきっかけに、オレンジリボン運動が始まりました。オレンジリボン運動は、「子ども虐待のない社会の実現」を目指す市民運動です。このオレンジ色は「子どもたちの明るい未来を示す色」です。オレンジリボンは児童虐待防止の全国共通のシンボルであり、児童虐待防止活動への賛同を示すことができます。

啓発活動

毎年11月は児童虐待問題をたくさんの人に知ってもらうよう、全国でイベント開催、ポスターや動画の制作など、いろいろな広報活動をしています。また、活動の一環として全国から標語を公募しており、2024年度の標語は、応募数3,611作品の中から次の標語が決まりました。

2024年度標語:189(いちはやく) 気づいてあげて そのサイン

神栖市での取り組み

2024年度は、啓発ブースの設置、職員のオレンジリボンの着用、窓口にミニオレンジリボンツリーの設置、市内公共施設にオレンジリボンツリーやオレンジリボンタペストリーの設置、消費生活展・かみす福祉まつりへの参加、保健・福祉会館や波崎総合支所に横断幕の掲示、電光掲示板で児童相談所全国共通ダイヤル189(いちはやく)の周知、地区回覧、SNSを活用した児童虐待防止に係る発信をおこないました。

消費生活展への参加

2024年10月19日(土曜日)に開催された消費生活展では、児童虐待問題に対して関心や理解を深めていただくことを目的に、入口にオレンジリボンツリーを、壁に児童虐待に関するクイズ、オレンジリボンタペストリー、こども家庭センターの紹介、ハロウィンフォトスポットなどのコーナーを設置しました。
ブースには、約800人の方が訪れ、ツリーへのオレンジリボンの飾りつけやクイズなどにご参加いただき、クイズに参加した方からは「189聞いたことあるよ!」などのお声があり、ご家族でクイズを楽しんでいる様子が見られました。
また、訪れた方には、189リーフレット、189ウェットティッシュ、ポケットティッシュ、オリジナル塗り絵などの啓発品を配布しました。

写真:たくさんのオレンジリボンが飾られたツリー
多くの方にオレンジリボンの飾り付けにご参加いただきました!

児童虐待ってなんだろう?

児童虐待防止法では、次の4種類が虐待として定義されています。

  • 身体的虐待:殴る、蹴る、たたく、激しく揺さぶる、など
  • 心理的虐待:無視する、言葉で脅す、子どもの目の前で夫婦げんか、など
  • ネグレクト(育児放棄):食事を与えない、病院に連れて行かない、ひどく不潔にする、など
  • 性的虐待:子どもへの性的行為、性的行為を見せる、など

子どもから、こんな「たすけてサイン」が出ているかもしれません。

  • 不自然なあざや傷
  • 大人に対して過剰におびえる
  • 服やからだが汚れている

子どもだけではなく、子育てに悩んでいる保護者からも、こんな「たすけてサイン」が出ているかもしれません。

  • いつもイライラして、子どもにあたっている
  • 地域の人と交流せず、孤立している
  • 子どもの健康や安全に気を配れていない

子どもを車内に置き去りにすることは児童虐待(ネグレクト)です

「寝ているから」「少しだけ」などの理由で、子どもを車内に置き去りにするのは大変危険です。絶対にしないでください。
季節や時間に関係なく、子どもを車内に置き去りにするのは児童虐待(ネグレクト)にあたります。
このような状況を見かけた場合は、迷わず警察や児童相談所に通報をお願いします。
子どもの命を守るため、普段から子どもが視界に入る場所にカバンなどを置いて置き去りの予防対策に取り組みましょう。

相談窓口

子どもたちを守るために、迷わずご連絡を!

「頻繁に泣き声や怒鳴り声が聞こえる家がある」「小さい子どもだけで外出をしているようだ」など、心配な子どもや気になることがあれば、迷わずにご連絡ください。連絡は匿名でおこなうこともでき、秘密は厳守されます。情報が間違っていても責められません。

目の前で暴行を受けているなど、子どもの生命に危険がある緊急の場合は、迷わず警察(110番)に連絡してください。

児童相談所全国共通ダイヤル
189(いちはやく)
お近くの児童相談所につながります。通話料無料で24時間対応です。
鉾田児童相談所
電話:0291-33-4119
18歳未満のお子さんに関するご相談に応じます。
いばらき虐待ホットライン
電話:0293-22-0293
24時間対応です。(休日はありません)
こども家庭センター(こども家庭課内)
神栖市保健・福祉会館 別館2階
電話:0299-95-9576
受付時間:平日午前8時30分~午後5時15分
妊産婦から18歳未満のお子さんに関する相談に応じます。

メールでもご相談承りますのでお気軽にお問い合わせください。
メールアドレス:kids@city.kamisu.ibaraki.jp

親子のための相談LINE

茨城県は月曜日~金曜日の午前10時~午後8時受付(祝日除く)
LINE公式アカウント「親子のための相談LINE」を友達追加

警察署
110番
児童相談所全国共通ダイヤル

189(いちはやく)
お近くの児童相談所につながります。通話料無料で24時間対応です。

イメージ図:「かもでもいいんです。気になったら189に電話しよう」のメッセージが書かれたポスター

イメージ図:子どもたちが悩んでいる様子が描かれたポスター

イメージ図:親子に向けた相談ラインの案内ポスター

関連リンク

このページに関するお問い合わせ

福祉部 こども家庭課
〒314-0121 茨城県神栖市溝口1746-1 保健・福祉会館 別館2階
電話:0299-90-1205 FAX:0299-95-6280
メール:kids@city.kamisu.ibaraki.jp

児童福祉グループ 電話:0299-90-1205
こども相談グループ 電話:0299-95-9576

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