日本一の「千両・若松」産地 かみす
千両・若松 栽培の特徴
神栖市の千両と若松の栽培は、大正時代初期に始まった歴史のある市の特産物です。
千両は、直射日光をきらうため、竹を組んだ「がくや」と呼ばれる囲いの中で、苗木から3年かけて育てられます。「がくや」の中で栽培することで、実を鳥害から守り、直射日光で葉が焼け過ぎるのを防いでいます。千両の実は赤と黄色の2種類があります。
若松は、松の種を苗に育て定植し3~4年かけて育てられ、樹齢の若い程よい大きさの若松として出荷されます。
お正月に向けて出荷
千両は千両箱に通じる縁起物として、松は悪い鬼や邪気を追い払うとして、正月飾りの門松や生け花として珍重されています。
千両は11月中旬から収穫し、1本1本ていねいに余分な枝や葉を切り落とし、実の付き具合や枝の長さなどで選別します。
若松は10月下旬から収穫し、同様に1本1本ていねいに余分な枝や葉を切り落とし、規格サイズごとに選別し低温保冷庫で保管されます。
千両・若松の出荷は、お正月に向け、12月が最盛期となります。
花言葉
- 千両:「可憐」「富貴」「財産」
- 松:「不老長寿」「永遠の若さ」「勇敢」
茨城県産千両・松の出荷量(平成29年産)
- 千両:出荷量1,945,000束
- 松:出荷量4,332,000束
東京都中央卸売市場における出荷量データです。
同市場における茨城県産のシェアーは、千両62.1%、若松77.8%です。この茨城県産のうち、9割以上が神栖市産です。
このページに関するお問い合わせ
産業経済部 農林課
〒314-0192 茨城県神栖市溝口4991-5 分庁舎1階
電話:0299-90-1159 FAX:0299-90-1211
メール:nosui@city.kamisu.ibaraki.jp
土地改良グループ 電話:0299-90-1159
農林グループ 電話:0299-90-1008
市へのご意見・ご要望について
回答を希望するお問い合わせ・ご意見は、このページの「お問い合わせ」に記載されている担当部署へ直接お問い合わせいただくか、または、次のリンク先をご確認いただき、ご意見・ご要望をお寄せください。回答にはお名前と連絡先が必要になります。