神栖市自転車活用推進計画

ページ番号1006806 掲載日 2020年3月27日 更新日 2020年3月31日

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優れた移動手段の一つである「自転車」を、通勤、通学、買物、観光、スポーツ、防災等のシーンで、市民がその「便利さ、楽しさを実感しながら、より積極的に活用」できるよう「自転車にやさしいインフラとマナーを創出」し、鹿島臨海工業地帯を擁するという特性上、通勤時の渋滞緩和や働く方々の健康維持・増進、モチベーション向上、環境負荷の低減に取り組む必要があります。

そこで本計画のコンセプトを、「国内有数の工業地帯かみすにおける自転車フレンドリーなまちづくり」といたしました。

ロゴ:神栖市自転車活用推進計画

計画期間

令和2年度~令和11年度(2020年度~2029年度)

目標

(3月30日、記載を修正しました)

目標1:自転車フレンドリーなまちづくり

日本を代表するコンビナートである鹿島臨海工業地帯への通勤や、通学、買物等様々なシーンで、子どもから大人まで自転車をあたりまえのように利用できるよう、自転車フレンドリーなまちづくりを目指し、安全、快適に自転車を利用できる自転車通行空間、案内・注意喚起サインの整備、駐輪場対策等を推進します。

目標2:交流人口の拡大に向けた自転車利用環境づくり

当市は、平坦な地形や温暖な気候等自転車利用に適した環境や、霞ケ浦の一部である常陸利根川、鹿島灘の海岸線、息栖神社(東国三社のひとつ)等、豊かな自然環境・歴史資源を有していることから、これらの資源とサイクリングを組み合わせた取り組みにより、交流人口や消費の拡大を図ります。

また、当市は、ナショナルサイクルルートであるつくば霞ヶ浦りんりんロードや太平洋岸自転車道、北浦等を連結する位置にあることから、関係市町等との連携による広域観光を推進します。

目標3:正しく自転車を利用する環境づくり

自転車を安全に利用するために、ライフステージ等に応じた自転車安全教育を実施し、自転車利用者のルールの厳守とマナーの向上を推進します。

また、クルマのドライバーに対しても自転車への思いやり運転意識の向上を図り、交通事故の低減に寄与します。

燃料が不要で機動的である自転車の特性を活かし、災害発生時の有効な自転車利用の促進等、災害に強い、安全・安心なまちづくりを推進します。

目標4:自転車の利用促進による市民や市内で働く方の健康づくり

クルマと自転車の使い分けの中で、積極的に自転車を活用することで、市民や市内で働く方々の健康維持・増進を図ります。

目標5:自転車利用促進による環境にやさしいまちづくり

クルマと自転車の使い分けの中で、積極的に自転車を活用することで、渋滞の緩和等による二酸化炭素排出量の削減、騒音の低減、都市空間の有効活用等、環境負荷の低減を図ります。

主な取り組み

ハード整備

コンビナート通勤における慢性的な渋滞の緩和や常陸利根リバーサイドサイクリングロードと東国三社の一つの息栖神社などの観光・歴史資源を活用した交流人口の拡大等を図るため、安全・安心・快適な自転車通行環境を整備します。本計画では、計画的に整備する路線を示した自転車ネットワーク計画を第7章に掲載しており、その中でも特に優先度が高い路線として、県道奥野谷知手線(通称:ベルコン通り)、市道8-105号線(通称:臨港道路)、国道124号、常陸利根リバーサイドサイクリングロード等を重点整備路線に設定しました。計画では、整備形態例を具体的に示すなど、わかりやすく整理しました。

ソフト事業

自転車通行環境の整備と併せ、正しい自転車利用の促進や誘客の促進、健康づくり、環境にやさしいまちづくりを進めるため、息栖神社を含めた東国三社を周遊するツアーや「自転車と健康」等をテーマとしたセミナーの開催、安全意識向上のためのパンフレットの作成、交通安全教室の開催などに取り組んでまいります。

また、ナショナルサイクルルートである「つくば霞ヶ浦りんりんロード」と、今後認定見込みの「太平洋岸自転車道」を連結する道路の大部分が神栖市内であることから、その優位性を活かした誘客事業に取り組み、交流人口の拡大を図ります。

計画ダウンロード

このページに関するお問い合わせ

神栖市役所
〒314-0192 茨城県神栖市溝口4991-5
電話:0299-90-1111(代表) FAX:0299-90-1112
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