令和8年第2回市議会定例会・主要施策事業報告
令和8年第2回市議会定例会の開会にあたり、提出いたしました議案の説明に先立ち、主要施策等の経過についてご報告申し上げます。
市長主要施策等報告
神栖市指定ごみ袋の価格改定について
はじめに、神栖市指定ごみ袋の価格改定についてであります。
市指定ごみ袋につきましては、長年にわたり価格の据え置きに努めてまいりましたが、近年の原材料費や運搬費等の高騰により、現在の価格を維持することが財政的に厳しい状況となりましたので、受益者負担の原則や、排出量に応じた負担の公平性の観点から、使用者から適切な費用を負担していただく必要があると考え、2026年6月1日から価格の改定をおこないました。
当初、市では充分な在庫を確保しており、販売店において品薄状態にならないよう、指定ごみ袋の保管および在庫管理、配送を委託している神栖市商工会と調整をしながら対応をしておりました。しかしながら、昨今の中東情勢の影響によるナフサの供給不安から、全国的に自治体の指定ごみ袋の品薄状態が懸念されるなどとメディアなどで取り上げられたことも重なり、需要が急増したことで、指定ごみ袋の入手が困難であるとの市民からの問い合わせが殺到しました。そこで市では、市民生活への影響を考慮し、臨時措置として10月31日まで指定ごみ袋以外の透明か半透明で、中身が見えるポリ袋の使用も可能にしたところでございます。
市民の皆さまには大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
市政懇談会について
次に、市政懇談会についてであります。
市政懇談会は、市民の皆さまのご意見をまちづくりに活かすため、市民の皆さまと直接意見交換する場であり、5月14日から市内8か所の会場において順次開催しております。
懇談会では、意見交換に加えて、市の財政状況に関する説明や地域で関心が高いと考えられる施策の紹介などをおこない、市政に対する理解を深めていただいております。
今後も引き続き、市民の皆さまの声を聞き、またご理解をいただきながら、開かれた分かりやすい市政を目指してまいります。
ネーミングライツについて
次に、ネーミングライツ事業についてであります。
市では2026年度、新たな収入の確保の取り組みとして、ネーミングライツ制度を導入し、5月25日に波崎総合支所・防災センターの「しおかぜ広場」、息栖神社に隣接する「息栖の森駐車場」と、現在整備を進めている「息栖船だまり周辺広場」の3施設について、ネーミングライツパートナーの募集を開始いたしました。
ネーミングライツにより得た対価については、基本的に施設の管理運営に役立てることとし、安定的な財源を確保することで持続可能な施設の運営に役立ててまいります。また併せて、民間のノウハウなどを活用することで、施設の魅力を高め、地域の活性化につなげてまいります。
今後につきましても、対象施設を順次拡大し、積極的な収入の確保に努め、市民サービスの充実を図ってまいります。
企業版ふるさと納税について
次に、企業版ふるさと納税についてであります。
2025年度の企業版ふるさと納税の寄附額は1,110万円となり、過去最高額を更新いたしました。2026年度につきましても、多くの企業の皆さまにご協力をお願いしているところであり、2025年度の寄附額から大幅な増額を検討していただいています。
企業版ふるさと納税につきましては、企業との新たなパートナーシップの構築や地方創生に関連する事業のさらなる充実・強化に資する重要な取り組みでありますので、市長自らが先頭に立ち、力強くリードしてまいります。
図書スポンサー制度について
次に、図書スポンサー制度についてであります。
当市において、2013年度より運用してまいりました「雑誌スポンサー制度」を再構築し、対象を一般図書や本棚などの備品整備にまで広げた「図書スポンサー制度」を新たに始動いたしました。
本制度の推進にあたっては、市長自らがトップセールスとして、企業説明会や企業訪問の場などで、本市の教育環境への投資を積極的に呼びかけております。民間活力をより柔軟に取り入れることで、地域の皆さまとともに一冊でも多くの図書を整備し、「市民の学びの場を守り抜く」こうした強い決意のもと、本市の教育・文化のさらなる振興に全力を尽くしてまいります。
医療体制の充実について
次に、医療体制の充実についてであります。
神栖済生会病院におきましては、新たな看護師の獲得により、2026年4月から稼働病床を108床に拡大し、入院や救急受け入れへの対応強化にあたっております。同院からは、引き続き地域の医療ニーズを踏まえた診療機能の充実強化を図るとともに、病院経営の安定化に努めてまいりたいと伺っております。
また、鹿嶋ハートクリニックでは、新たに心臓血管外科医1人を獲得するとともに、6月からは、24時間365日体制で緊急手術への対応を開始するとの報告を受けております。
さらに、神栖産業医トレーニングセンターには、専門医資格を持った方など新たに4人の医師が赴任されました。今後は、産業医や社会医学系専門医の資格取得にかかる研鑽を積みながら、病院の診療や当直業務も担っていただけると伺っております。
今後も、市民の安全安心につながるよう、引き続き市内の医療体制充実に向け取り組みを進めてまいります。
コウノトリの足環装着について
次に、コウノトリの足環装着についてであります。
矢田部の川尻地区において、2023年から4年連続となる営巣およびヒナのふ化が確認されたことから、5月14日に4羽のヒナに足環装着を実施いたしました。
また、萩原地区において、2025年から2年連続となる営巣およびヒナのふ化が確認されたことから、5月25日に3羽のヒナに足環装着を実施いたしました。
当日は、市長もヒナたちの体重や大きさの計測に立ち会い、無事に成長しているようすを確認した後に、地上10メートル以上の高さにある巣にヒナを戻すため、高所作業車にも同乗してまいりました。
2025年度時点で神栖市の、野外個体の繁殖数は17羽となり、2026年度を合わせると24羽となり関東最大のコウノトリ繁殖地となっております。今後も、この足環をつけたヒナが大きく成長し、未来へと羽ばたいていくことを願いながら、コウノトリをはじめとする貴重な生き物たちが安心して暮らせる環境を守り、次世代へと引き継いでいくため、一層の努力を重ねてまいります。
さらに2026年度においては、新たな取り組みとして、コウノトリ足環装着などに係る費用について、クラウドファンディング型ふるさと納税を4月23日より実施しております。目標金額を100万円として設定し、寄附を募っているところでございます。
総合防災訓練について
次に、総合防災訓練についてであります。
3月15日に市内全域を対象として、地震・津波を想定した総合防災訓練を実施し、1,364人の市民の皆さまにご参加いただきました。
訓練は、市内の指定避難所38か所を開設して実施し、市役所分庁舎にて災害対策本部訓練を実施しました。
また、今回の訓練では、3社の民間企業と連携し、訓練内で各種実証実験を実施しました。まず、災害協定を結んでいる株式会社バカンとは、スマートフォンで二次元コードを読み込んで電子受付をする実験をおこない、次にシャープ株式会社とリンナイ株式会社については、発話機能を有する家電による避難情報の発話実験をおこないました。
今後も、市民の皆さまの防災意識の向上を図るとともに、市職員の防災力向上に取り組んでまいります。
2026かみすプレミアムクーポン券について
次に、2026かみすプレミアムクーポン券についてであります。
物価高騰の影響を受ける市民の生活支援および市内事業者等の経営安定化を目的として、国の重点支援交付金を活用し、市商工会を実施主体とした「2026かみすプレミアムクーポン券」事業を開始しております。
クーポンの内容としましては、14,000円分のクーポン券を10,000円で購入いただくことができるもので、販売方法としては、紙クーポン券とデジタルクーポン券の計30,000セットを用意しており、使用期間は6月22日から12月18日までとなっております。
なお、購入申込の期限である5月31日時点において、全体の申込件数が、販売総数を下回っている状況でございます。今後、2次販売の実施を予定しております。
さらに社会経済情勢や国・県の動向を注視しながら、市民・事業者の皆さまへの効果的な支援について取り組んでまいります。
以上をもちまして、主要施策等の報告といたします。
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メール:hisho@city.kamisu.ibaraki.jp
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