感染症発生動向(潮来保健所管内)

ページ番号1002043 掲載日 2019年6月6日 更新日 2025年6月17日

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茨城県が発表している感染症流行情報より、潮来保健所管内の感染症発生状況(定点把握)を抜粋し、公表しています。

2025年6月、管内の感染症発生状況の動向について更新しました。

伝染性紅斑(リンゴ病)・麻しん(はしか)・百日咳に注意!

2025年4月24日茨城県内全域に伝染性紅斑(リンゴ病)の流行警報が発令されました。
茨城県内の伝染性紅斑(リンゴ病)の定点あたりの報告数は、統計が開始された1999年以降最も多い報告数になっており、潮来保健所を除く8保健所管内で警報レベルを上回る報告数となっています。

また、麻しん(はしか)については、4週連続で県内の報告はありませんでしたが、引き続き直近10年で最多だった2019年の報告数を上回っている状況です。県内の百日咳の累計報告数は、全数把握開始以降過去最多を更新しています。

手洗い、マスクの着用、咳エチケットなどの基本的な感染対策を心がけましょう。

管内の感染症発生状況の動向(2025年6月12日時点)

増加傾向

  • A群溶血性レンサ球菌(溶連菌)咽頭炎の定点当たり報告数は、潮来保健所管内で1.67と前週より増加しています。茨城県内でも6.61と前週より増加しています。

減少傾向

  • 伝染性紅班(リンゴ病)の定点当たり報告数は、潮来保健所管内で1.67と先週と同程度でしたが、茨城県内では3.79と前週より増加しています。伝染性紅斑(リンゴ病)の流行警報は引き続き発令中です。
  • 新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は、潮来保健所管内で0.67と前週より減少しています。茨城県内では1.24と前週より増加しています。
  • 急性呼吸器感染症の定点当たり報告数は、潮来保健所管内で36.33と前週より減少しています。茨城県内では71.69と前週より増加しています。
  • 感染性胃腸炎の定点当たり報告数は、潮来保健所管内で1.67と前週より減少しています。茨城県内では5.55と前週より増加しています。

引き続き予防対策をおこないましょう。

定点当たり報告数について

県が指定した医療機関(定点医療機関)からの報告数を、定点医療機関数で割った値のことで、1医療機関当たりの平均報告数です。

急性呼吸器感染症(ARI)の定点報告

2025年4月7日から急性呼吸器感染症(ARI)の定点報告が始まりました

急性呼吸器感染症(ARI)とは咳嗽、咽頭痛、呼吸困難、鼻汁、鼻閉のいずれか1つ以上の症状を呈し、発症から10日以内の急性的な症状であり、かつ、医師が感染症を疑う外来症例です。

急性呼吸器感染症は飛沫感染等により周囲の方にうつしやすいことが特徴です。新型コロナウイルス感染症の経験を踏まえ、こうした流行しやすい急性呼吸器感染症の流行の動向を把握すること、また、仮に未知の呼吸器感染症が発生し増加し始めた場合に迅速に探知することが可能となるよう、2025年4月7日からサーベイランス(定点報告)の対象となりました。

感染症の症状と予防対策

次のリンク先で、現在流行している主な感染症の症状と予防対策を掲載していますのでご確認ください。

このページに関するお問い合わせ

健康増進部 保健予防課
〒314-0121 茨城県神栖市溝口1746-1 保健・福祉会館 本館2階
電話:0299-92-0141 FAX:0299-90-1330
メール:yobo@city.kamisu.ibaraki.jp

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