砂山地区周辺にお住まいの方へ

ページ番号1010513 掲載日 2023年4月3日 更新日 2024年3月8日

印刷大きな文字で印刷

「ヒ素」および「揮発性有機化合物」についてのお知らせ

このたび、神栖市砂山地区にある事業所の地下水を茨城県において水質検査を実施したところ、「ヒ素」および「揮発性有機化合物」が環境基準を超過して検出されたところですが、住宅地周辺の井戸においては、市で調査したところ、環境基準以下であったことをお知らせします。
また、茨城県が当該地点から500メートル圏内の井戸を抽出して汚染範囲などの調査をおこなっていますが、結果についても、「揮発性有機化合物」については、環境基準以下であったことをあわせてお知らせします。

ただし、「ヒ素」については基準をわずかに超過しておりますので、茨城県においてさらに範囲を広げて調査を実施していますが、平成15年(2003年)に神栖市大野原周辺で検出された有機ヒ素(ジフェニルアルシン酸等)は検出されていません。
茨城県において範囲を拡大して調査を実施した結果、工業専用地域以外への汚染の拡大が確認されなかったため、調査を終了したと茨城県より連絡を受けております。(2024年3月追記)

なお、基準を超えた井戸から半径500メートルの範囲(砂山地区の一部、柳川地区の一部)にお住まいの方には、茨城県と合同で地下水の利用について個別訪問などによる周知をおこなっています。

砂山地区の井戸(地下水)から検出された物質について

ヒ素

地殻中に広く分布し、自然界に放出され、あらゆる生物がヒ素を含有しています。海水にはヒ素が溶け込んでおり、魚介類の生体内や海藻にも微量に含まれています。

揮発性有機化合物

工場の生産工程に使用される物質です。
揮発しやすい物質であるため、十分な煮沸をおこなうことでほとんどの量を除去することが報告されています。

地下水汚染の範囲

揮発性有機化合物については、茨城県における調査により、周辺地域へ及ぼすリスクはないと判断されています。
ヒ素による地下水汚染の範囲については、茨城県において追加調査中であり、現時点で明確な回答ができませんので、何卒ご理解の程、よろしくお願いします。

周知した対象地区

柳川地区の一部、砂山地区の一部

周知の内容

  • 上水道に加入している方は水道水を優先して使用してください。
  • 上水道に未加入の方で、上水道が利用できる方は安全性が確保されている上水道への加入と飲用をお勧めします。
  • 水質検査は年に1回、大腸菌などの13項目を実施してください。また、13項目に加えて、「ヒ素」の検査をおこなう事をお勧めします。
  • 井戸水のご利用にあたっては、煮沸して利用してください。

井戸水の水質検査について

詳細は次のリンク先をご確認ください。

問い合わせ先

  • 地下水調査について
    茨城県鹿行県民センター 環境・保安課 (電話:0291-33-6056)
  • 飲用指導について
    茨城県潮来保健所 衛生課 (電話:0299-66-2116)
  • 水質検査について
    潮来食品衛生協会(潮来保健所内) (電話:0299-66-4805)
    神栖市 環境課 (電話:0299-90-1146)
  • 上水道加入について
    神栖市 水道課 (電話:0299-90-1164)
  • 浄水器設置について
    神栖市 環境課 (電話:0299-90-1146)

このページに関するお問い合わせ

生活環境部 環境課
〒314-0192 茨城県神栖市溝口4991-5 本庁舎1階
電話:0299-90-1147 FAX:0299-90-1031
メール:kankyo@city.kamisu.ibaraki.jp

環境対策グループ 電話:0299-90-1146
環境管理グループ 電話:0299-90-1147

市へのご意見・ご要望について

回答を希望するお問い合わせ・ご意見は、このページの「お問い合わせ」に記載されている担当部署へ直接お問い合わせいただくか、または、次のリンク先をご確認いただき、ご意見・ご要望をお寄せください。回答にはお名前と連絡先が必要になります。