神栖市水道事業経営戦略の改訂

令和2年度神栖市水道事業経営戦略を改訂しました。

改訂の趣旨

本市では安全で安心な水道水の供給、災害時にも安定供給をおこなうための取り組み、それらを支える運営基盤の強化等を目的として、2018年3月に神栖市水道ビジョンに含めて経営の基本計画となる「経営戦略」を策定し、この計画に基づき事業運営をおこなっています。

経営戦略は、総務省が水道事業等の地方公営企業に策定を求めているもので、「水道ビジョン」と「事業計画」をつなぎ合わせる役割を担うものです。
財政的な裏付けのもとで、将来にわたって安定的に事業を継続していくための中長期的な基本計画のことを指し、中心となるものは「投資・財政計画(収支計画)」です。
経営戦略について、実績や将来予測の見直しをおこなうため、2020年度に改訂しました。

• 経営戦略改訂(概要版) (PDF 650.1KB)
• 経営戦略改訂(本編) (PDF 2.3MB)
• 水道ビジョン

神栖市水道事業料金等検討協議会の開催

経営戦略を策定してから3年が経過し、その間の決算の実績や経営状況を踏まえ、将来の経営の見通しをたてるため、2020年度に経営の評価基準に関連する水道料金や企業債および一般会計繰入金等を様々な条件を設定し財政シミュレーションをおこないました。
また、「神栖市水道事業料金等検討協議会」を開催し、財政シミュレーションを基に協議した結果、当初の経営戦略では、2021年度に水道料金の値上げをする予定でしたが、2024年度以降へ先送りできるという結論にいたりました。

• 神栖市水道事業料金等検討協議会議事録