オオキンケイギク

ページ番号1001511 掲載日 2019年6月6日 更新日 2024年6月24日

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オオキンケイギクは、北アメリカを原産とする多年生植物で、日本には1880年代人の手で園芸用として持ち込まれました。その強健さから緑化にも用いられましたが、あまりに強靭なため、野生化して分布を拡大し、周辺の景観を一変させてしまう性質を持っています。このようなことから環境省は2006年2月に「特定外来生物」に指定しました。

2024年6月、最新の情報に更新しました。

特定外来生物とは?

「特定外来生物」とは、外来生物法(正式には「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」)により、生態系などに被害をおよぼすものとして指定された生物です。
外来生物法では、特定外来生物にしていされた生物を飼育・栽培・保管・運搬・販売・譲渡・輸入・野外に放つことなどを原則禁止しており、違反すると罰則があります。

きれいな花だからといって、ご自宅のお庭や花壇に植えては、絶対にいけません!

写真:オオキンケイギクの花

オオキンケイギクの駆除方法

  • できるだけ根ごと引き抜く
    • 多年草で繁殖力が強いので、根を残すと翌年また生えてくる可能性があります。
  • できるだけ種ができる前に駆除する
    • 種が飛散する前に駆除すれば、翌年に新しい芽が出ることを防ぎます。種ができた後に引き抜く場合は、出来るだけ種を落とさないようにしましょう。
  • 引き抜いたらすぐゴミ袋に入れる
    • 引き抜いたものが風で飛び散らないようにしましょう。
  • 交通事故やけが、日射病に注意する
    • 車道や中央分離帯などの危険な場所には立ち入らないようにしてください。暑いときは、帽子をかぶり、十分な水分をとりましょう。
  • 継続的に駆除する
    • 種や根が残っていると駆除しても翌年また生えてきます。一度で根絶することは難しいので毎年根気よく続けることが効果的です。

駆除したオオキンケイギクの処分方法

  1. 引き抜いたら、袋に入れてしっかり縛って密閉し、2~3日その場で天日にさらして枯らします。
  2. 枯れたら、燃えるゴミとして回収に出すか処分場に持ち込んで処分します。

オオキンケイギクは特定外来生物なので、生きたまま(枯らさずに)保管、移動することが原則禁止されています。ただし、地域住民や自治体、ボランティアなどによる小規模な駆除の場合は、次のような特例があります。

地域住民やボランティアなどによる小規模な駆除の場合の特例

事前に、「だれが」「いつ」「どこで」を、チラシ、掲示板、回覧などで公表しておくことで、駆除した後枯らさずに運搬することができます。
この場合も駆除したら飛散しないようゴミ袋に入れてしっかり縛って密封し、すみやかに燃えるゴミとして回収に出す。または処分場に持ち込んでください。

このページに関するお問い合わせ

生活環境部 環境課
〒314-0192 茨城県神栖市溝口4991-5 本庁舎1階
電話:0299-90-1147 FAX:0299-90-1031
メール:kankyo@city.kamisu.ibaraki.jp

環境対策グループ 電話:0299-90-1146
環境管理グループ 電話:0299-90-1147

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