セアカゴケグモ

ページ番号1001513 掲載日 2019年6月6日 更新日 2022年6月16日

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写真:セアカゴケグモ

セアカゴケグモは、特定外来生物に指定されている、人の生命・身体に関わる被害のある毒を持つクモです。
神栖市内でも発見報告があり、今後も市内全域で発生するおそれがあります。
被害にあわないため、屋外で作業する場合には軍手や手袋などを着用し、万が一セアカゴケグモを見つけても、絶対に触らないようにしてください。

2022年6月、外来生物法のリンクを更新しました。

発見した場合には

  • 絶対に素手で触らないようにしてください。
  • 駆除には、家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を使用してください。また、熱湯をかける、靴で踏みつぶすなどの物理的な方法でもかまいません。
  • 個体の確認をするため、駆除後には神栖市役所環境課(電話:0299-90-1146)までご連絡をお願いします。

おもな家庭用殺虫剤(参考、順不同)

アースジェット、キンチョール、フマキラーA

これまでの発見状況

詳しくは次のリンク先をご確認ください。

セアカゴケグモについて

特徴

  • 全体が光沢のある黒色で、背中に赤色で帯状の模様がある
  • 攻撃性はないが、触ると咬まれることがある
  • 毒を持つのはメスのみ
  • メスの体長は、約0.7~1センチメートル
  • 卵のうは、直径約1~1.5センチメートル
  • 日本での咬傷例は、主に6~10月に報告されている
  • 原産地はオーストラリア

生息場所

  • 日当たりの良い温かい場所で、地面や人工物の窪み、裏側、隙間に営巣する
  • 屋外に置かれた傘や衣服、おもちゃ等に付着し、屋内に持ち込まれる可能性もある

咬まれたときの症状

  • 局所の疼痛、熱感、痒感、紅斑、硬結、区域リンパ節の腫張が生じる
  • 通常は、数時間から数日で症状は軽減するが、時に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間継続することがある
  • 重症例では、進行性の筋肉麻痺が生じる
  • 日本では、セアカゴケグモの毒で死亡した事例はない

咬まれたときは

  • 速やかに医療機関へご相談ください
  • 重症化した場合は抗毒素血清による治療が必要です
  • クモの種類がわかるように、できれば殺したクモを病院へ持参してください

セアカゴケグモが確認された自治体

全国的に確認されており、港湾地域や隣接する地域で多く発見されています。

貨物やコンテナ、建築資材、自動車等に営巣したものが運ばれた結果、生息域が広範囲に拡大したと考えられています。

セアカゴケグモは「特定外来生物」に指定されています

外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)では、生態系、人の生命・身体、農林水産業への被害防止を目的に、特定外来生物を指定し、生きた個体の持ち運びや飼育を禁止しています。
セアカゴケグモは、人の生命や身体に関わる被害をもたらすことから、特定外来生物に指定されています。
詳しくは、次のファイルをご確認ください。

このページに関するお問い合わせ

生活環境部 環境課
〒314-0192 茨城県神栖市溝口4991-5 本庁舎1階
電話:0299-90-1147 FAX:0299-90-1031
メール:kankyo@city.kamisu.ibaraki.jp

環境対策グループ 電話:0299-90-1146
環境管理グループ 電話:0299-90-1147

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