ESCO事業(ふれあいセンター湯楽々、海浜温水プール)
平成25年度に「温浴施設 ふれあいセンター「湯楽々(ゆらら)」」と「神栖海浜温水プール」に二酸化炭素排出量と燃料費の削減の抑制のため省エネルギー機器を設置しました。 新たに導入した設備は電気機器のため電力使用量は増加しますが、これまでの燃料である灯油やA重油の使用量は減少するため、全体としては省エネルギー化や二酸化炭素の排出量を削減することかできます。
導入設備の概要
ふれあいセンター湯楽々(ゆらら)
- 給湯用にエコ給湯を導入しました。
既設の灯油焚ボイラは、熱量が足りない時だけ運転します。 - BEMS(エネルギー管理システム:Building Energy Management System)を導入し、電力デマンド制御や電力の見える化を図りました。
神栖海浜温水プール
- プール水の昇温と暖房用に循環加温ヒートポンプを設置しました。
既設のA重油焚ボイラは熱量が足りない時だけ運転します。 - 空調機をインバータ化して消費電力量を削減しました。
- BEMS(エネルギー管理システム:Building Energy Management System)を導入し、電力デマンド制御や電力の見える化を図りました。
エネルギーと二酸化炭素の削減効果
平成26年度の結果
平成26年度は、2施設合計で燃料費を10,550,065円、二酸化炭素(CO2)を312.6トン削減しました。
削減したCO2の量は、87ヘクタールの森林が吸収する量と同程度となります。
ESCO事業の導入効果
エネルギーと単位 | 導入前 | 導入後 | 削減量 | CO2削減量 (単位:tCO2) |
---|---|---|---|---|
灯油 (年間あたりの使用量) |
150,000リットル | 95,700リットル | 54,300リットル | 135.2トン |
A重油 (年間あたりの使用量) |
150,340リットル | 48,934リットル | 101,406リットル | 274.8トン |
商用電力 (年間あたりの使用電力量) |
1,284,102キロワットアワー | 1,467,793キロワットアワー | マイナス183,692キロワットアワー | マイナス97.4トン |
CO2削減量合計:312.6トン
- 導入前のエネルギー使用量は、平成21年度から23年度の平均使用量です。
- エネルギー単価は、平成21年度から23年度の平均単価を使用し比較計算しています。
- 森林1ヘクタールあたりのCO2吸収量は、3.57トンで計算しています。
- CO2排出係数
- 灯油:2.49kgCO2/L
- 重油:2.71kgCO2/L
- 商用電力:0.53kgCO2/kWh
このページに関するお問い合わせ
生活環境部 環境課
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電話:0299-90-1147 FAX:0299-90-1031
メール:kankyo@city.kamisu.ibaraki.jp
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