アンプティサッカー日本代表合宿開催報告

ページ番号1009870 掲載日 2022年9月6日

印刷大きな文字で印刷

2022年8月26日(金曜日)から8月28日(日曜日)の3日間、日本アンプティサッカー協会の日本代表選手の合宿が、矢田部サッカー場にておこなわれました。

写真:ゲーム形式の練習風景

アンプティサッカーとは

アンプティサッカーは切断だけでなく四肢機能不全を伴う身体障害者のために設計されたサッカーの1つです。競技中は義足や義手などの装具をつけることができません。フィールドプレイヤーは2本のロフストランド・クラッチ(松葉杖)を使用し、クラッチで身体を支えて片脚でボールを蹴ります。通常の試合は7人制で、少年用のフィールドサイズ(40メートル×60メートル)とゴールを用いて前後半25分ハーフからなる50分間で試合がおこなわれます。
主な独自のルールは、クラッチを使用してボール操作をすることができません。また故意にボールに触れた場合は「ハンド」のファール(反則)となります。「オフサイド」のルールはなく、タッチラインからのプレーの再開は「スローイン」ではなく「キックイン」となります。また交代回数にも制限はなく、体力に応じて無理なくプレーをたのしむことができます。

ワールドカップ2022(トルコ大会)に出場予定!

アンプティサッカーワールドカップ2010アルゼンチン大会への初出場以降、開催されたすべてのワールドカップに出場を果たしている日本代表。2012年ロシア大会は12位、2014年メキシコ大会では11位、2018年メキシコ大会では世界ランクトップ10入りを果たしました。

2022年3月に開催された東アジアワールドカップ予選を1位で通過。
2022年9月30日(金曜日)から10月9日(日曜日)までの期間、トルコで開催される本大会に出場します。

「強いナショナルチーム」を作り上げることが使命

日本代表のジアス選手と上野選手、前鼻強化委員長にインタビューしました。

エンヒッキ・松茂良・ジアス選手(フィールドプレイヤー)

ワールドカップに向けたキャンプを神栖市で迎えられたことを嬉しく思います。短い時間のトレーニングキャンプですが、選手一同、集中して取り組めています。また、素晴らしい環境でプレーできることに心から感謝しています。これからもJAPANチームとして全力で頑張っていきますので、期待してください!

上野浩太郎選手(ゴールキーパー)

スポーツ合宿の聖地である神栖市で、日本代表キャンプに臨めることを大変嬉しく思っています。ワールドカップ2022トルコ大会は初めての挑戦となりますが、緊張よりも楽しみで仕方がないという気持ちです。日本のゴールをファイナルまで全力で守り続けます。ご声援よろしくお願い致します!

前鼻啓史さん(日本アンプティサッカー協会 強化委員長)

私たちは、強豪国のように資金やスタッフが豊富に集められる環境とは異なり、選手たちの雇用条件の悪化など、遠征に向けた活動を実施することに幾重にも障壁があります。しかし、結果が問われる大会だからこそ、環境を言い訳にせず、「強いナショナルチーム」を作り上げることが大切です。そのために、シンプルな技術を徹底的に磨き、世界で戦える力を選手たち自身で開花させることを第一に取り組んでいます。

今回、神栖市でキャンプを実施させていただき、神栖市民の皆さんから障害に関するご理解やお心遣いをいただき、余念なくキャンプに集中することができました。ワールドカップまで時間は限られていますが、応援してくださる皆さんへの感謝を胸に、本大会に望んでまいりたいと思います。

写真:チームの笑顔あふれる集合写真

神栖市スポーツツーリズム推進室では、9月にトルコで開催されるアンプティサッカーワールドカップでの活躍と、更なる競技の普及を願っております。

がんばれ!アンプティサッカー日本代表!

このページに関するお問い合わせ

産業経済部 観光振興課
〒314-0192 茨城県神栖市溝口4991-5 分庁舎1階
電話:0299-90-1217 FAX:0299-90-1226
メール:kanko@city.kamisu.ibaraki.jp

スポーツツーリズム推進室 電話:0299-90-1161
かみすフィルムコミッション 電話:0299-90-1217

市へのご意見・ご要望について

回答を希望するお問い合わせ・ご意見は、このページの「お問い合わせ」に記載されている担当部署へ直接お問い合わせいただくか、または、次のリンク先をご確認いただき、ご意見・ご要望をお寄せください。回答にはお名前と連絡先が必要になります。