汚染土壌等の焼却処理にかかる確認試験

ページ番号1003717 掲載日 2019年6月6日 更新日 2019年9月27日

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確認試験の結果について

有機ヒ素化合物による地下水汚染に伴う掘削調査により発生した汚染土壌等について、鹿島共同再資源化センターで本格処理を開始することに先立ち、同センターの焼却施設において確認試験を実施しました。

混焼率と燃焼状態について

  • 混焼率(廃棄物と混焼する汚染土壌等の割合)を2~2.5%及び3~4%と変化させて実施しましたが、キルンの燃焼温度は850~1,100℃であり、通常操業時(850~1,100℃)と比べて顕著な変化は見られず、排ガス量の顕著な変化も見られませんでした。
  • 一酸化炭素(CO)濃度は、どのケースにおいても大きく変動したり上昇する傾向は見られませんでした。
  • 二次燃焼炉の温度はどのケースにおいても通常操業時(900~1,150℃)と同程度でした。
  • 主灰の熱しゃく減量は、どのケースにおいても維持管理基準値(10%)以下でした。
  • 排ガス中のダイオキシン類の濃度についても通常操業時と同程度でした。

排ガス中のヒ素の性状について

  • 排ガス中の有機ヒ素濃度は、バグフィルター(BF)の前後、煙突入口のいずれの箇所も不検出(<0.001mg/m3)であり、焼却処理により有機ヒ素は確実に無機化されていました。
  • 排ガス中の総ヒ素はBF前での測定では、粒子状として0.062~0.68mg/Nm3、ガス状として0.002~0.008mg/Nm3検出されたが、排ガスの集じん後であるBF後及び煙突入口では、ガス状及び粒子状のいずれも不検出(<0.001mg/m3)となり、ヒ素はBFで確実に捕集され、大気中への排出は無いことが確認されました。

主灰、飛灰におけるヒ素の性状について

  • 主灰及び飛灰の有機ヒ素の含有量は、全ての検体で不検出(<0.02mg/kg)となり、焼却処理により有機ヒ素は確実に無機化されていました。
  • 主灰及び飛灰(薬剤処理物)のヒ素の溶出量は、全ての試料で不検出(<0.005mg/ L)でした。

鹿島共同再資源化センターにおける本格処理に向けた技術的評価について

技術的評価

焼却処理により有機ヒ素汚染土壌等に含まれる有機ヒ素は確実に無機化され、また、煙突から排出される排ガスや主灰及び飛灰のヒ素溶出量は全て不検出でした。

コンクリート様の塊の焼却処理についても、汚染土壌の焼却処理との差異はなく、混焼率が3~4%程度であれば、キルン内部の燃焼温度、二次燃焼炉温度が大きく変動するなど、現状の操業状態を阻害する事態が発生することは想定されないことがわかりました。

まとめ

鹿島共同再資源化センターにおける汚染土壌等の焼却処理は技術的に可能と判断できます。汚染土壌等の混焼率については、概ね3~4%程度として、現状の操業における変動に対して混焼率を柔軟に変化させて対応することとされました

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