床上・床下浸水被害による感染症予防対策
2024年9月、最新の情報に更新しました。
大雨などにより家屋が浸水した場合は、細菌やカビが繁殖しやすくなり感染症のリスクが高まります。
衛生対策と消毒方法
床上浸水の場合
食事や睡眠などの生活をおこなう場所のため、水道水で洗い流し、消毒をおこないましょう。
- 水が引いた後、濡れた畳や不要なものを片付けましょう
- 汚れた家具や床、壁、食器など、水で洗い流すか、雑巾などで水拭きしましょう
- 食器棚や冷蔵庫、その他水洗いできないものは、汚れをきれいに拭き取りましょう
家の周囲や床下浸水の場合
土砂などを取り除き、水道水で洗い流し、しっかりと乾燥させることが重要です。
床下に流れ込んだ土砂や水分が残っている場合、その湿気により、家の基礎や土台(床組)などに影響が出る場合があります。
- 汚泥や不要なものなどを片付けましょう
- 庭木や外壁についた泥は、水で十分に洗い流しましょう
- 床下換気口のごみを取り除き、床下の風通しを良くしましょう
- 床下はスコップや流水を用いて汚泥を取り除いた後、雑巾などで水気をなくし、扇風機などにより強制的に換気し、乾燥させましょう
消毒方法
消毒薬はドラックストアや薬局、ホームセンターなどで購入できます。
感染症対策として消毒を実施する際、誤った消毒液の使用方法(希釈の方法など)や消毒箇所の清掃が不十分であった場合、消毒の効果を発揮できない可能性があります。また、乾燥した汚れのない状態でないと、消毒の効果を発揮することができません。
厚生労働省が作成した資料を参考に、適切な感染症対策に努めましょう。
なお、床下や庭などの消毒に消石灰を散布することについては、方法や効果について明確に示されたものがありません。
- 浸水した家屋を清掃される方へ (PDF 125.0KB)
- 清掃作業時に注意してください (PDF 93.5KB)
- 浸水した家屋の感染症対策 (PDF 556.7KB)
- 浸水した家屋の消毒手順 (PDF 438.3KB)
- 清掃の時の注意事項 (PDF 297.3KB)
- 被災した家屋での感染症対策|厚生労働省
清掃時の注意事項
感染症予防のためには清掃と乾燥が最も重要です。
- ドアと窓をあけて、しっかり換気
- 汚泥は取り除き、しっかり乾燥
- 清掃中のけが予防に手袋を着用
- ほこりを吸わないようにマスクを着用
- 清掃が終わったらしっかり手洗い
厚生労働省では、屋外(特に床下や庭など)の消毒は原則不要としています。
けがをした場合
- 傷口を流水で洗い流し、消毒しましょう
- 特に深い傷や汚れた傷は破傷風になる可能性があるため、医療機関へ相談しましょう
浸水の被害住宅の消毒について
神栖市では、浸水の被害にあわれた住宅などの消毒をおこなっています。希望する人はご連絡ください。
また、ご自身で作業されたい人は屋内でも使用可能な消毒液(オスバン)をご提供します。
申し込み状況によっては、期間を要する場合がありますので、ご理解くださいますようお願いいたします。
対象家屋
床上浸水または床下浸水の被害にあった住宅
消毒方法
厚生労働省では、床下や庭などの消毒は原則不要としていますが、希望がある場合には、浸水被害を受けた家屋のまわり(建物の基礎や外壁など)を中心に、消毒液(オスバンまたはクレゾール)を散布します。
床下や庭などの消毒に消石灰を散布することについては、方法や効果について明確に示されたものがありません。
申し込み方法
保健予防課に電話または窓口でお申し込みください。
電話:0299-92-0141
受付時間:午前8時30分から午後5時15分まで(土曜日・日曜日・祝日を除きます)
このページに関するお問い合わせ
健康増進部 保健予防課
〒314-0121 茨城県神栖市溝口1746-1 保健・福祉会館 本館2階
電話:0299-92-0141 FAX:0299-90-1330
メール:yobo@city.kamisu.ibaraki.jp
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