四種混合(五種混合):予防接種

ページ番号1001925 掲載日 2019年6月6日 更新日 2024年4月1日

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四種混合ワクチンは、ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオを予防するワクチン(不活化・皮下注射)で、五種混合ワクチンは四種混合ワクチンにヒブを加えたワクチン(不活化・皮下注射)です。どちらも定期接種で、計4回(初回接種3回と追加接種1回)接種します。
初回接種は生後2か月から1歳未満の間に、追加接種は1歳半から2歳半未満の間に医療機関で接種しましょう。

2024年4月、五種混合について記載しました

対象者

接種する日の年齢が生後2か月~7歳半未満

予診票について

予防接種を受けるには、接種日にお住まいの自治体で使用している予診票などが必要です。
神栖市では、2か月児家庭訪問事業(こんにちは赤ちゃん訪問事業)で、乳幼児に実施する予防接種の説明と予診票の配付をしています。

すでに四種混合ワクチンの予診票がお手元にある人は、そちらの予診票で五種混合ワクチンの接種が受けられます。

予診票の再発行

転入や紛失などにより予診票の発行を希望する場合は、窓口での発行が可能です。母子健康手帳を持参のうえ、保健・福祉会館(保健予防課)、波崎総合支所・防災センター(市民生活課)、または、はさき保健・交流センター(はさき保健福祉センター)の窓口へお越しください。

赤ちゃん訪問を受けていない場合には、健康増進課(電話:0299-90-1331)にお問い合わせください。

ワクチン接種について(時期と回数)

種類

不活化ワクチン(四種混合:皮下注射、五種混合:皮下注射または筋肉内注射)

予防接種法による対象者

生後2か月から7歳半未満

標準的な接種期間

  • 初回接種:生後2か月から12か月未満
  • 追加接種:初回接種終了後、1年から1年半未満(おおむね1歳半から2歳半未満)

接種回数

計4回おこないます。

  • 初回接種:3回
  • 追加接種:1回

接種間隔

  • 初回接種:前回から20日以上間隔をあける。(標準的には、20日から56日)
  • 追加接種:初回接種終了後、1年から1年半間隔をあける。(最短で6か月以上)

予防する病気について

ジフテリア

感染
ジフテリア菌の飛沫感染により起こります。主にのどですが、鼻にも感染します。
症状など
高熱、のどの痛み、犬吠様のせき、嘔吐など。偽膜と呼ばれる膜ができて窒息死することもあります。
発病後2週間後から3週間後、菌の出す毒素により、心筋障害や神経麻痺を起こすことがあります。

百日せき

感染
百日せき菌の飛沫感染により起こります。
最近は、思春期・成人の百日せきが見られ、乳幼児への感染源となり重症化する例があります。
症状など
普通のかぜのような症状で始まり、せきがひどく、連続的に咳き込むようになります。急に息を吸い込むので、笛を吹くような音が出ます。
乳幼児は、せきで呼吸ができず、くちびるが青くなる、けいれんが起こることがあり、肺炎や脳症などの重い合併症を起こします。乳児では、命を落とすこともあります。

破傷風

感染
土の中にいる菌が傷口から体内に入ることで感染します。 人から人へ感染することはありません。土の中に菌がいるため感染の機会は常にあります。
症状など
菌の出す毒素により、筋肉のけいれんを起こします。 口が開かないなどの症状が起こり、やがて全身のけいれんを起こすようになります。治療が遅れると死に至ることもあります。

ポリオ(急性灰白髄炎:小児マヒ)

感染
口から入り、咽頭や小腸の細胞で増殖します(4日間から35日間)。便中に排出され、再び口から入ることで、ひとからひとへ感染します。
日本は、2000年にポリオの根絶をしましたが、世界の国々では野生ポリオウイルスが発生している地域もあり、感染した日本人の帰国等により、ウイルスが入ってくる可能性があります。
症状など
100人に5人から10人はかぜ様の症状。(発熱、頭痛、嘔吐)
1,000人から2,000人に1人の割合で、手足のマヒを起こし、一部の人に永久にマヒが残ります。マヒが進行し、呼吸困難により死亡することもあります。

ヒブ(ヘモフィルスインフルエンザ菌b型)(五種混合のみ)

感染
ヘモフィルスインフルエンザ菌b型(Haemophilus influenza type b)という細菌による病気で、そのほとんどが5歳未満で発生します。
症状がないまま菌を保有(保菌)して日常生活を送っている子どもも多くいますが、何らかのきっかけで発症すると、肺炎、敗血症、髄膜炎、化膿性の関節炎等の重篤な疾患を引き起こすことがあります。
症状など
重篤な疾患として、肺炎、髄膜炎、化膿性の関節炎などが挙げられ、これらを起こした人のうち3~6%が亡くなるといわれています。また、特に髄膜炎の場合は、生存した子どもの約20%に難聴などの後遺症を残すといわれています。

予防接種の予約・協力医療機関

予防接種を受けるときに、予約が必要である場合や、接種実施日の指定がある場合など、各医療機関によって異なります。
接種を受ける前に、予防接種協力医療機関にお問い合わせください。
連絡先は次のリンク先を確認するか、保健予防課(電話:0299-92-0141)までお問い合わせください。

このページに関するお問い合わせ

健康増進部 保健予防課
〒314-0121 茨城県神栖市溝口1746-1 保健・福祉会館 本館2階
電話:0299-92-0141 FAX:0299-90-1330
メール:yobo@city.kamisu.ibaraki.jp

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