令和6年第2回市議会定例会・主要施策事業報告

ページ番号1011977 掲載日 2024年6月19日

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令和6年第2回市議会定例会の開会にあたり、提出いたしました議案の説明に先立ち、主要施策等の経過についてご報告申し上げます。

市長主要施策等報告

地域医療体制に係る意見交換会について

はじめに、地域医療体制に係る意見交換会についてであります。

5月22日に、市内医療機関の医師、事務局スタッフ等、42名の方にご出席いただき、市の医療体制や医療政策の現状について、意見交換や情報共有をおこないました。

意見交換会でいただいたご意見・ご提案等は、今後の地域医療体制強化の取り組みに反映させてまいります。

市修学資金貸与制度を利用した医師の市内就労について

次に、当市の修学資金をご活用いただいた医師の市内医療機関への就労についてであります。

平成25年度からスタートした当市の医師修学資金貸与制度を利用し医師となった方が、この度初めて、市内の医療機関へ就労することとなりました。7月から、神栖済生会病院での勤務を予定しているとのことです。

市としましては、今後もより一層、市や県の修学資金をご活用いただいた医師の方が市内で就労し活躍できるよう、更なる教育研修環境の整備に取り組んでまいります。

地域医療にかかるシンポジウムの開催について

次に、地域医療にかかるシンポジウムの開催についてであります。

地方で働く志を有する医師のサポートや育成などを目的に活動している民間の医師団と、若手医師きらっせプロジェクトの共催によるシンポジウムを、2024年10月13日・14日の2日間で開催いたします。

このシンポジウムでは、地域医療について、全国の医師や医学生のほか、行政関係者や市内企業、市民など、幅広い方に、さまざまな立場から討論していただきます。参加の申し込み受け付けにつきましては、今月中に開始する予定であります。

まちづくり懇談会の開催について

次に、まちづくり懇談会の開催についてであります。

当懇談会は、市民の皆さまの貴重なご意見をまちづくりに活かしていくことを目的として、地域の皆さまと意見交換する場であり、2024年5月16日から、市内8か所の開催会場において、順次開催しております。

各会場では、市の主要施策等について紹介し、参加された方から市政に対するご意見、ご提言を伺い、意見交換しております。

今後とも、市民の皆さまのご意見を聞かせていただく場の充実を図るとともに、市民目線に立った市民本位のまちづくりに努めてまいります。

第2次神栖市行政経営計画の策定について

次に、第2次神栖市行政経営計画の策定についてであります。

市では、これまで、経営の視点を重視し、人材・資産・予算等の行政資源の適切な確保と最適配分により、市民目線に立った行政サービスを提供し続けられる行財政運営を目指し、取り組みを進めてまいりました。

このような中、市を取り巻く社会経済情勢と行政が担う役割が大きく変化していることから、引き続き効果的・効率的な行政経営を推進するため、令和6年度から令和9年度までの4年間を計画期間とした、「第2次神栖市行政経営計画」を策定いたしました。

今後も、市の持つ行政資源を最大限に有効活用しながら、市民満足度の更なる向上を目指してまいります。

息栖神社周辺地域振興拠点施設の着工について

次に、息栖神社周辺地域振興拠点施設の着工についてであります。

当市が誇る歴史ある息栖神社の魅力を広く発信し、市内外から多くの方々に訪れていただくために整備を進めております地域振興拠点施設の建設工事が、5月から始まりました。

歩行者の往来がある市道沿いでの工事となりますが、安全に留意しながら進めてまいります。

第三次神栖市国際化推進計画の策定について

次に、第三次神栖市国際化推進計画の策定についてであります。

社会情勢の変化に即した取り組みや新たな課題への対応を進めるため、令和6年度から令和9年度までの4年間を計画期間とした、「第三次神栖市国際化推進計画」を策定いたしました。今後は、本計画の理念である「多様な価値観を豊かさに変え、グローバルな人材を育む神栖市を目指して」を実現するため、基本方針に基づき、各種施策に取り組んでまいります。

市営住宅建替事業について

次に、市営住宅建替事業についてであります。

波崎地域の市営住宅は、豊ヶ崎住宅の22戸を除く全てが著しい老朽化により新規募集を停止しており、長い間、住宅に困窮する低所得者の方を受け入れることができませんでしたが、令和4年度から進めておりました建て替え事業により、50世帯を受け入れることが可能な「日の出町住宅」が2024年10月に完成する予定となりました。7月1日より8月30日までの期間で入居希望者の募集をおこない、11月1日から入居していただくことができるよう、準備を着実に進めてまいります。

北公共埠頭1号雨水幹線の供用開始について

次に、北公共埠頭1号雨水幹線の供用開始についてであります。

平成25年度から、主に神栖地区および平泉東地区の一部で整備を進めている北公共埠頭1号雨水幹線整備事業につきましては、最下流部である放流渠整備工事が2024年6月末に竣工予定であり、7月から全線での供用開始を予定しております。

設計・委託費等を含め、約70億円を投じた1号雨水幹線の完成により、集中豪雨や長雨による冠水被害の軽減が大きく期待されるところです。

また、7月26日には、かみす防災アリーナで、関係者等を招いた竣工式典を予定しております。

こども家庭センターの設置について

次に、こども家庭センターの設置についてであります。

令和6年度から、全てのこどもや妊産婦、子育て家庭を対象に、一体的に支援をおこなうため、「子ども家庭総合支援拠点」と「子育て世代包括支援センター」を統合し、新たに「こども家庭センター」を設置いたしました。

現在、保健・福祉会館別館2階のこども家庭課内で運営しておりますが、十分なスペースを確保できていないことから、新たな事務室および相談室を整備するため、保健・福祉会館本館1階の改修を進めており、2024年10月頃の移転を予定しております。

相談から適切な対応までを迅速におこえるよう、これまで以上に支援体制を強化してまいります。

健診パンフレットの全世帯配布について

次に、健診パンフレットの全世帯配布についてであります。

乳幼児から大人までの健診情報を1冊にまとめた「健診パンフレット」を、2024年3月末に全世帯へ郵送いたしました。

これまでは、「健康カレンダー」と「検診などのご案内」の2つの冊子を発行しておりましたが、これらを1冊にまとめたことで、必要な情報を確認しやすくなり、また、地区への配布から全世帯への配布に切り替えたことで、地区未加入者にも確実に情報を届けることができるようになりました。

市民の皆さまが心身ともに健康で暮らし続けられるよう、今後も地域の健康づくりを推進してまいります。

廃棄物減量処理対策事業について

次に、廃棄物減量処理対策事業についてであります。

鹿島共同可燃ごみクリーンセンターについては、2024年3月31日に竣工式をおこない、4月1日から本稼働しております。

また、本稼働に伴い、不燃ごみに分類していた物が一部可燃ごみに変更となったほか、これまで神栖地域と波崎地域で異なっていたごみの分別方法を統一いたしました。

ごみの分別変更につきまして、皆さまにご理解とご協力をいただけるよう、引き続き丁寧に説明してまいります。

部活動の地域移行について

次に、部活動の地域移行についてであります。

部活動の地域クラブ活動への移行につきましては、2024年9月から、学校での活動は原則平日のみとし、休日は地域クラブで活動する体制へと移行できるよう準備を進めております。

現在、受け皿となりうる団体や指導者については募集を進めているところであり、また、施設の確保や活動中のけがの補償等について、検討を重ねているところです。

引き続き、教員の働き方改革を推進し、学校教育の質の向上を図りながら、子どもたちが継続してスポーツ・文化芸術活動に取り組むことができるような教育環境の整備に努めてまいります。

以上をもちまして、主要施策等の報告といたします。

このページに関するお問い合わせ

市長公室 秘書課
〒314-0192 茨城県神栖市溝口4991-5 本庁舎3階
電話:0299-90-1121 FAX:0299-90-1112
メール:hisho@city.kamisu.ibaraki.jp

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