令和6年第4回市議会定例会・主要施策事業報告

ページ番号1012426 掲載日 2024年12月11日

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令和6年第4回市議会定例会の開会にあたり、提出いたしました議案の説明に先立ち、主要施策等の経過についてご報告申し上げます。

市長主要施策等報告

地域医療シンポジウムの開催について

はじめに、地域医療シンポジウムの開催についてであります。

10月13日と14日の両日、かみす防災アリーナをメイン会場として、地域医療を志す医学生や若手医師を応援し、ともに学び、働き、活躍する環境や体制づくりに資することを目的に、地域医療シンポジウムを開催いたしました。

全国各地から、医学生、医療機関、自治体、大学、シンクタンク関係者や市内の指導医、市民など、約200人にご参加いただき、二日間にわたって、多様な立場の人々がお互いの思いをぶつけ合い、意見交換をおこなう貴重な機会となりました。

市といたしましては、本シンポジウムで交わされた意見等を受け止め、地域医療を志す医師が真に働きたいと思える環境や体制を整備し、医療人材の確保に努めてまいります。

市内医療体制の整備について

次に、市内医療体制の整備についてであります。

2023年3月に着工し整備を進めてきた白十字総合病院の回復期等新病棟が竣工し、11月1日から供用開始となりました。新病棟では、充実した回復期、慢性期医療の提供に加え、特に高齢者救急患者の受け入れが強化されると伺っており、大変心強く感じております。

また、鹿嶋ハートクリニックにつきましては、高度急性期病床や手術室を増設し、11月1日から、23床を有する病院として、新たにスタートいたしました。今後は、病院ならではの高度な手術の提供、24時間365日の救急患者の受入や緊急手術に対応できるよう、人員体制等の構築を図るとされており、当市における循環器疾患の医療体制が格段に改善されることを期待しております。

コミュニティセンターの自主避難所機能強化について

次に、コミュニティセンターの自主避難所機能強化についてであります。

大野原コミュニティセンターにつきましては、2023年度から引き続きおこなっていた外壁等の改修工事が完了いたしました。また、うずもコミュニティセンター多目的ホールにつきましては、冷暖房機能を備えた空調設備の設置をおこないました。これにより、平常時の利便性向上とあわせ、自主避難所としての機能が強化されたところです。

今後とも、地域特性に応じたコミュニティセンターの機能強化と効率的な施設運営を推進するとともに、安全安心な避難所となるよう努めてまいります。

オンライン相談窓口の設置について

次に、オンライン相談窓口の設置についてであります。

ウェブ会議システムを用いることで、波崎総合支所窓口への来庁者と本庁舎および保健・福祉会館の担当者が、画面を通して対面と変わらないコミュニケーションをとることができるオンライン相談窓口を、11月15日から、波崎総合支所内に設置いたしました。

このことにより、波崎総合支所では取扱いが難しい案件の相談等について、遠隔で対応することが可能となりました。

引き続き、神栖市DX推進計画に基づき、デジタル技術を積極的に活用することで、市民の利便性向上および業務の効率化を図ってまいります。

オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーンについて

次に、オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーンの実施についてであります。

11月は、こども家庭庁が定めるオレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン期間であり、子どもたちを虐待から守るため、児童虐待問題に対して関心と理解を深めてもらうことを目的に、様々な広報啓発活動に取り組んでまいりました。

今年度の新たな取り組みとしましては、地区回覧において、児童相談所虐待対応ダイヤル189やこども家庭センターの周知を図るほか、Xやメールマガジンを活用して情報発信をおこないました。

市といたしましては、引き続き、積極的な児童虐待防止の推進に努めてまいります。

市営日の出町住宅の竣工について

次に、市営日の出町住宅の竣工についてであります。

2022年度から整備を進めてまいりました市営日の出町住宅がこの度竣工し、10月23日、竣工式典をおこないました。

本事業は、著しく老朽化していた既存市営住宅に住む入居者の安全を確保し、また、住宅に困窮する低所得者の方々を新たに受け入れることができなかったという長年の課題を解消するため、全ての入居者の皆様に、移転という大きな決断とご協力をいただき、着工に至ったものであります。

かねてからの懸案であった老朽化していた23棟の市営住宅を撤去し、新たに整備した本施設には、50世帯が入居できるほか、津波緊急避難場所として、屋上には約1,000人の避難が可能であり、地域住民の命を守る施設となっております。

今後とも、市民の皆様の安全で安心な暮らしを守るため、尽力してまいります。

かみすフィルムコミッションについて

次に、かみすフィルムコミッションについてであります。

市内で撮影されたTBSテレビ金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」が10月11日より放映され、市民に親しまれている当市の風景が数多く登場いたしました。

市といたしましては、今後とも、映像作品などの撮影支援を通じて、市の魅力を広く発信し、市民の地域への愛着を深めるとともに、知名度の向上と観光振興を図ってまいります。

かみす舞っちゃげ祭りについて

次に、かみす舞っちゃげ祭りについてであります。

9月14日および15日に、神栖中央公園でかみす舞っちゃげ祭りが開催されました。主催者発表によりますと、市内外から合計で約12万5千人が訪れたとのことであり、両日とも、親子連れなど、多くの方でにぎわいました。

今後も、このようなイベントを通じて、活気と魅力あるまちづくりに努めてまいります。

かみすフェスタ・消費生活展について

次に、かみすフェスタおよび消費生活展の開催についてであります。

10月19日、神栖中央公園・かみす防災アリーナにおいて、かみすフェスタと消費生活展を同時開催いたしました。当日は、地元農水産物を取り上げるPRステージを設け、試食や配布、ゲームや体験を通した神栖市産品のPRを実施したほか、演奏や演舞、子どもたちだけで買い物ができるフリーマーケットなどもおこない、市内外から大変多くの来場者を迎えて開催することができました。

スポーツレクリエーション祭について

次に、スポーツレクリエーション祭の開催についてであります。

10月5日から10月20日までの期間、市内各所において、さまざまなスポーツレクリエーションイベントを開催いたしました。

イベントでは、「市民ひとり・1スポーツのまち」を目指し、幅広く気軽に楽しめるスポーツレクリエーション活動の機会を提供することで、健康と体力の保持増進に努めるきっかけづくりをおこなうとともに、市民間の交流も図ることができました。

市といたしましては、引き続き、誰もが気軽にスポーツレクリエーションを楽しめる環境づくりを推進してまいります。

かみす健康スポーツまつりについて

次に、かみす健康スポーツまつりの開催についてであります。

11月9日、神之池陸上競技場で、高齢者の健康と生きがいづくりのため、軽スポーツを気軽に楽しめるかみす健康スポーツまつりを開催いたしました。

シニアクラブの会員を中心に約680人の高齢者の方が参加され、パン釣り競争や玉入れなど、参加者が精一杯競技に取り組む姿勢やお互いに応援し合う姿が見られ、大変活気が溢れるものとなりました。

このようなイベントを通じて交流が広がり、健康で過ごすことのできる喜びを実感していただくことで、高齢者が住み慣れた地域で生き生きと暮らせるよう、今後も取り組みを継続してまいります。

神栖市芸術祭について

次に、神栖市芸術祭の開催についてであります。

10月12日から11月4日まで、市文化協会のご協力のもと、神栖市芸術祭を開催いたしました。

今年度は、「未来へはばたく人間性を求めて 人と人 芸術でつながる明るい未来」をテーマに、各種作品の展示・発表会・催しを実施し、芸術の秋に相応しい有意義なイベントとすることができました。

今後とも、市民の文化活動への支援を通して、芸術文化の振興と魅力ある地域づくりを推進してまいります。

キャリフェスについて

次に、キャリフェス神栖の開催についてであります。

11月16日、かみす防災アリーナにおいて、キャリア教育推進プロジェクト「ネクスト10(テン)」の一環として、キャリフェス神栖を開催いたしました。

当日は、市にゆかりのある企業や事業所、大学の協力を得て、子どもたちが多様な業界で活躍する大人たちと交流できるワークショップを実施いたしました。また、市内中学校の代表生徒たちが意見交換を交わす中学生キャリアサミットもおこなわれ、生徒たち自身が、これからどんな歩み、学びをするのか考える良い機会となりました。

今後もキャリア教育のさらなる充実に向け、地域との連携を深めてまいります。

茨城ロボッツのホームゲームについて

次に、プロバスケットボールチーム茨城ロボッツのホームゲームについてであります。

当市とマザータウン協定を締結している茨城ロボッツが、11月2日と3日の両日、かみす防災アリーナで、京都ハンナリーズとB1リーグ公式戦をおこないました。入場者数につきましては、初日が約3,100人、二日目は約3,600人であり、特に二日目は、当市での開催史上過去最多となる入場者数を記録し、大変な盛り上がりを見せました。

また、試合に合わせて、かみす防災アリーナで神栖市PRデーを実施し、市の特産品を来場者へプレゼントする企画をおこなったほか、市の観光スポットや特産品を紹介するPRブースを出店し、来場された多くの方に地域の魅力を紹介することができました。

引き続き、茨城ロボッツと連携・協力しながら、スポーツによる魅力あるまちづくりを推進してまいります。

以上をもちまして、主要施策等の報告といたします。

このページに関するお問い合わせ

市長公室 秘書課
〒314-0192 茨城県神栖市溝口4991-5 本庁舎3階
電話:0299-90-1121 FAX:0299-90-1112
メール:hisho@city.kamisu.ibaraki.jp

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