令和4年第4回市議会定例会・主要施策事業報告

ページ番号1010246 掲載日 2022年12月12日

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令和4年第4回市議会定例会の開会にあたり、提出いたしました議案の説明に先立ち、主要施策等の経過についてご報告申し上げます。

市長 主要施策等報告

新型コロナワクチン接種事業について

はじめに、新型コロナワクチン接種事業についてであります。

オミクロン株対応2価ワクチンによる新型コロナワクチン接種につきましては、10月から接種を開始しており、初回接種を終えた12歳以上の対象者の約35%の方が接種を完了しております。

また、生後6か月から4歳以下の乳幼児に対する新型コロナワクチン接種につきましては、市内4か所の医療機関において、11月14日から順次、接種を開始している状況でございます。

企業・医療機関・行政連絡調整会議について

次に、企業・医療機関・行政連絡調整会議についてであります。

設置に向けて、2022年8月と10月に準備会議を開催したうえで、11月15日に第1回の会議を開催いたしました。

市内の医療情勢や課題、企業が求める診療科や医療分野などについての意見交換に加え、企業の参加と協力についての要請などもおこないましたので、今後は、進行管理に努めながら、この協議を踏まえた各機関の取り組みを促進してまいります。

看護師合同就職相談会について

次に、看護師合同就職相談会についてであります。

看護師の確保対策の一環で、12月11日、鹿島セントラルホテルにおいて、市および茨城県ナースセンター、市内研修医療機関と合同で、看護師資格を持ち、現在は離職中の方や、看護学校への入学を目指す方を対象とした、看護師合同就職相談会を開催いたしました。

看護師の確保に向け、今後の具体的なマッチングが成立するよう、期待しているところであります。

市内の医師確保について

次に、市内の医師確保についてであります。

若手医師きらっせプロジェクトとして取り組んでいる産業医資格を取得した医師の市内への就業促進につきまして、現時点で、2023年4月から、白十字総合病院および神栖済生会病院の産業医トレーニングセンターに、5人の医師の赴任が内定していると報告を受けております。

産業医業務に従事しながら、病院の診療や当直業務も担っていただけますので、市としましても、引き続き、病院の受け入れ環境の充実に向け、支援してまいります。

鹿嶋ハートクリニックの特例病床の設置について

次に、鹿嶋ハートクリニックの特例病床の設置についてであります。

現在、鹿嶋ハートクリニックにおきましては、循環器疾患の高度急性期治療や救急受入機能の拡充を目的として、特例病床の取得に向けて取り組んでおります。

去る10月13日の地域医療構想調整会議において、地元医療圏の合意が得られましたが、今後は、県医療審議会での審議、国との正式協議での承認などが必要となりますので、市といたしましても、当該特例病床の実現に向けて、全力で支援してまいりたいと考えております。

かみす学生応援便について

次に、かみす学生応援便についてであります。

新型コロナウイルス感染症の流行が長期化する中、物価高騰の影響を受けている、当市出身で市外に居住する学生を応援するため、ふるさと神栖から、市特産物などの詰め合わせを贈る「かみす学生応援便事業」を開始いたしました。

受付期間は2022年10月17日から12月28日までとなっており、11月末日時点における応募状況は、469件となっております。

今後も、社会情勢による影響を的確に見極め、当市出身の学生を応援してまいります。

スポーツツーリズム推進事業について

次に、スポーツツーリズム推進事業についてであります。

各種競技のトップリーグ大会および合宿誘致に取り組んできた結果、6月には、バスケットボール男子22歳以下の日本代表合宿、10月には、全日本9人制バレーボールトップリーグ、11月には、女子レスリング全日本強化合宿の開催誘致に成功いたしました。

今後も、引き続き、大会や合宿の誘致に積極的に取り組み、スポーツ合宿地としての認知度向上を目指してまいります。

キャリフェス神栖2022について

次に、キャリフェス神栖2022についてであります。

こどもたち自身が、これからどんな歩み、学びをするのかを考えるきっかけ作りを目的に、神栖市が掲げるキャリア教育プロジェクト「ネクスト10」の一環として開催いたしました。

当日は、中学校吹奏楽部の演奏や、キャリア教育への取り組みに関する発表、パネルディスカッションを開催すると同時に、市内外の企業・事業所や近隣の大学が体験型のワークショップを実施し、未就学児、児童及び生徒が、大人と触れ合いながら多くを学び、日頃体験できない大変有意義な時間を過ごすことができたものと考えております。

価格高騰緊急支援給付金支給事業について

次に、価格高騰緊急支援給付金支給事業についてであります。

電力・ガス・食料品等の価格高騰による負担増を踏まえ、特に家計への影響が大きい低所得世帯に対し、1世帯あたり5万円を給付する事業を、全額国の負担により実施しております。

必要な支援が速やかにいきわたるよう、迅速な手続きをおこなってまいります。

生活困窮者に対する食料支援について

次に、生活困窮者に対する食料支援についてであります。

長期化する新型コロナウイルス感染症の影響と原油価格および物価高騰の影響を受け、生活に困窮する世帯に対し、レトルトライスや乾麺等の提供を市独自で実施しており、2022年10月18日の受付開始から11月末現在で78件の支援をおこなっているものでございます。

今後も、物価高騰などの影響を受けた皆さまに対し、迅速かつ適切な支援策を展開してまいります。

児童虐待防止推進月間について

次に、児童虐待防止推進月間についてであります。

11月は、厚生労働省が定める「児童虐待防止推進月間」でございましたので、市では、新たな広報啓発活動をおこなってまいりました。

具体的な取り組み内容といたしましては、市内公共施設等へのオレンジリボンツリーおよび掲示物の設置、児童虐待防止啓発ブースの設置と啓発品の配布、また、11月4日に実施された、オレンジリボンたすきリレーに参加したところでございます。

議員の皆さまにおかれましても、オレンジリボンバッジ着装による広報啓発活動にご協力を賜り、誠にありがとうございました。

引き続き、児童虐待防止の推進に向け、取り組んでまいります。

申請ナビシステムの導入について

次に、申請ナビシステムの導入についてであります。

市では、11月1日から、引っ越しの際の届出書に記入する内容を、スマートフォンなどで事前に入力することができるシステム「申請ナビ」を導入いたしました。

「申請ナビ」では、利用者がスマートフォンなどを使って事前に申請情報を入力することにより、窓口での届出書の記入を省略することができ、また、申請情報を住民記録システムへ取り込むことができるため、職員の入力作業が減り、処理時間の短縮が可能となります。

今後も、手続きの負担軽減、待ち時間の短縮など、市民の利便性の向上に努めてまいります。

マイナンバーカードの普及促進について

次に、マイナンバーカードの普及促進についてでございます。

市では、市民の皆さまのマイナンバーカードの普及促進に取り組んでおり、11月末現在におけるマイナンバーカード交付率は、50.2%となっております。

また、従来の第2・第4日曜日の日曜開庁交付に加え、10月から、夜間の臨時交付窓口を開設し、12月からは第1・第3土曜日の交付窓口を開設するなど、交付率のさらなる向上に努めているところでございます。

今後も、マイナンバーカードの普及促進の取り組みを進めてまいります。

空き家等の利活用に係る協定の締結について

次に、空き家等の利活用に係る協定の締結についてでございます。

市では、空家等の有効活用を促進させるため、2018年11月に「神栖市空家バンク制度」を創設し、その後、空家バンクの物件登録及び利用促進を図るため、2021年4月から「神栖市空家利活用促進事業補助金制度」を実施しているところでございます。

この度、この2つの制度の、より一層の効果促進を図るため、国土交通省の「住宅市場を活用した空家等対策モデル事業」に採択されている民間事業者3社と協定を締結いたしました。

協定に基づき、各社の強みとする分野及びセミナーの実施や情報提供の連携により、良好な住環境の確保及び地域の活性化に努めてまいります。

以上をもちまして、主要施策等の報告といたします。

このページに関するお問い合わせ

市長公室 秘書課
〒314-0192 茨城県神栖市溝口4991-5 本庁舎3階
電話:0299-90-1121 FAX:0299-90-1112
メール:hisho@city.kamisu.ibaraki.jp

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