令和5年第4回市議会定例会・主要施策事業報告

ページ番号1011347 掲載日 2023年12月7日

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令和5年第4回市議会定例会の開会にあたり、提出いたしました議案の説明に先立ち、主要施策等の経過についてご報告申し上げます。

市長主要施策等報告

熱傷・薬傷症例検討会の開催について

はじめに、熱傷・薬傷症例検討会の開催についてであります。

2023年9月22日と11月16日に、医療従事者や消防本部、企業、市職員を対象とした、産業都市ならではの火傷や化学物質による損傷の症例検討会を開催いたしました。延べ352人にご参加いただき、参加者からは「大変良い勉強になった」と好評をいただいております。

第2回企業・医療機関・行政連絡調整会議の開催について

次に、第2回企業・医療機関・行政連絡調整会議の開催についてであります。

2023年10月16日に、工場長、医師会、病院長、産業医、保健所長、消防長等にご参加いただき、市内医療情勢や企業要望等への取組状況、火傷や化学物質による損傷の症例検討会、産業医体制の充実等について、情報共有や意見交換をおこないました。

また、企業からは救急医療体制の充実等について要請があり、今後は要請を踏まえた医療提供体制の強化を図ってまいります。

医療政策や医療経営の専門家の神栖市来訪について

次に、医療政策や医療経営の専門家の神栖市来訪についてであります。

2023年11月21日に、若手医師きらっせプロジェクトの一環で、厚生労働省所管の「地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループ」の座長である尾形 裕也(おがた ひろや)先生と、医療経営の専門家であり矢野(やの)経済研究所客員研究員の遠藤 邦夫(えんどう くにお)先生を当市へお招きしました。

先生方には、白十字総合病院、神栖済生会病院、鹿嶋ハートクリニックをご視察いただき、産業都市であるにもかかわらず医師不足が深刻な事情をご理解いただくとともに、それぞれの医療機関が直面する課題や、今後の取り組みのあり方等についてご指導をいただきました。

今後はこうした貴重なご助言等を踏まえ、神栖市の医療体制の一層の充実に努めてまいります。

ふるさと納税について

次に、ふるさと納税についてであります。

個人のふるさと納税につきましては、2023年10月で寄附額2億円を達成し、11月末時点での寄附額は、2億2,500万円であります。また、企業版ふるさと納税の寄附受け入れを9月から開始し、11月に1件、子育て支援施策へのご寄附をいただきました。

引き続き寄附を募ってまいりますとともに、寄附を活用し、さらなる市の魅力向上を図ってまいります。

新可燃ごみ処理施設整備事業について

次に、新可燃ごみ処理施設整備事業についてであります。

鹿島地方事務組合で整備中の新可燃ごみ処理施設につきましては、名称が「鹿島共同可燃ごみクリーンセンター」に決定いたしました。

2024年4月1日からの本格稼働に向け、新たなごみの分別方法にスムーズに移行できるよう、住民説明会を、2023年10月22日に神栖地域、10月29日に波崎地域で、それぞれ実施いたしました。また、ごみの分別ガイドブックにつきましては、現在全戸配布しているところです。

ごみの分別方法の変更につきまして、市民の皆さまにご理解とご協力をいただけるよう、引き続き、丁寧に説明してまいります。

児童虐待防止推進月間について

次に、児童虐待防止推進月間についてであります。

2023年11月は、こども家庭庁が定める児童虐待防止推進月間でございましたので、子どもたちを虐待から守るため、市民一人一人の意識の向上を図る様々な広報啓発活動に取り組んでまいりました。今年度の新たな取り組みとしましては、消費生活展で啓発活動を実施したほか、児童相談所虐待対応ダイヤル番号を周知する横断幕を市内2か所に設置いたしました。

市としましては、引き続き、児童虐待防止の推進に向けて取り組んでまいります。

水産業経営持続緊急支援事業費補助金について

次に、水産業経営持続緊急支援事業費補助金についてであります。

当補助金は、電気料金の高騰と最盛期のサバの不漁が重なったことにより、事業活動に多大な影響を受けている市内水産業協同組合および水産加工業者に対し、100万円を上限として補助金を交付するものであり、実績としましては、交付決定事業者数は24件、交付金額は1,801万8,000円でありました。

貨物運送事業者支援金について

次に、貨物運送事業者支援金についてであります。

当支援金は、燃料価格の高騰により事業継続に支障をきたしている貨物運送事業者に対し、上限を50万円として支援金を交付するものであり、実績としましては、交付決定事業者数は162件、交付金額は4,279万円でありました。

電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金について

次に、電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金についてであります。

電力・ガス・食料品等の価格高騰による負担増を踏まえ、特に家計への影響が大きい低所得世帯に対して、2023年7月下旬より、1世帯当たり3万円の特別給付金を支給してまいりました。実績としましては、7,318件、交付金額は2億1,954万円であります。

物価高騰や燃料費高騰も続いておりますので、今後も状況を注視しながら、国・県と連携し、支援を継続してまいります。

神栖花火大会、かみす舞っちゃげ祭りについて

次に、神栖花火大会およびかみす舞っちゃげ祭りについてであります。

2023年9月16日に神之池緑地において神栖花火大会が、9月16日および17日に神栖中央公園でかみす舞っちゃげ祭りが開催され、市内外から訪れた多くの方でにぎわいました。

神栖フェスタ2023&消費生活展について

次に、かみすフェスタ2023&消費生活展についてであります。

2023年10月14日、15日の2日間、神栖中央公園・かみす防災アリーナにおいて、かみすフェスタ2023と消費生活展を同時開催いたしました。地元農水産物のPRを中心に実施し、2023年度から新設した特産品ブースや特設ステージでの演奏や演舞、子どもたちが売り買いをおこなうフリーマーケットなど、市内外から大変多くの来場者を迎えて開催することができました。

芸術祭の開催について

次に、芸術祭の開催についてであります。

2023年10月14日から11月5日まで、神栖市文化協会のご協力のもと、神栖市芸術祭を開催いたしました。
2023年度は、「あなたが主役、神栖の芸術」というテーマを掲げ、発表部門、展示部門、催し部門の合計27種目で、参加者が日頃の活動の成果を存分に発揮され、来場者にとっても芸術の秋に相応しい有意義なイベントとなりました。

今後も、市民の文化活動への支援をとおして、芸術文化の振興と魅力ある地域づくりを図ってまいります。

かみすふれあいランニング大会の実施について

次に、かみすふれあいランニング大会の実施についてであります。

2023年10月29日に、神之池緑地内でかみすふれあいランニング大会を実施いたしました。
当日は、オリンピックメダリストの有森 裕子(ありもり ゆうこ)氏を迎え、計359人のランナーに参加していただくことができました。

今後も引き続き、市民をはじめ、来訪された皆さまの心に刻まれるようなスポーツイベントを展開してまいります。

かみすマルシェ、かみす福祉まつりの開催について

次に、かみすマルシェおよびかみす福祉まつりの開催についてであります。

2023年11月4日に、神栖中央公園でかみすマルシェが、11月26日に、かみす防災アリーナでかみす福祉まつりが、それぞれ開催され、障がい者団体による製品の販売や車いすダンスなどの演舞がおこなわれたほか、かみす福祉まつりにおきましては、障がい者スポーツの体験会を実施し、市内外から訪れた多くの方でにぎわいました。

今後も、このようなイベントを通じて、障がい者の方々の自立や社会参加を促進するとともに、市民の障がい者福祉についての関心や理解を深め、全ての人が安心して暮らせるまちづくりに努めてまいります。

以上をもちまして、主要施策等の報告といたします。

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市長公室 秘書課
〒314-0192 茨城県神栖市溝口4991-5 本庁舎3階
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メール:hisho@city.kamisu.ibaraki.jp

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