令和5年第3回市議会定例会・主要施策事業報告

ページ番号1011173 掲載日 2023年9月12日

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令和5年第3回市議会定例会の開会にあたり、提出いたしました議案の説明に先立ち、主要施策等の経過についてご報告申し上げます。

市長主要施策等報告

若手医師きらっせプロジェクトについて

はじめに、若手医師きらっせプロジェクトについてであります。

2023年6月18日に都内で開催された全国の医学生や研修医を対象とした就職説明会に、市内医療機関と合同で「きらっせプロジェクトブース」を出展いたしました。当ブースへは計46人の方にご来場いただき、市の支援制度や各医療機関のPR活動をおこなうとともに、情報交換をすることができました。

鹿嶋ハートクリニックの病院化に向けた工事着工について

次に、鹿嶋ハートクリニックの病院化に向けた工事着工についてであります。

鹿行地域で唯一の循環器疾患にかかる開胸手術を提供している鹿嶋ハートクリニックの病院化に向けましては、2023年7月26日に開催された県の建築審査会での病院建設にかかる承認を経て、病院建設の許可がなされました。2024年10月のリニューアルオープンを目指し工事が開始されるところであり、市といたしましては、継続して施設・体制整備に向けた支援をしてまいります。

宝山ハートクリニックの新棟増設について

次に、宝山ハートクリニックの新棟増設についてであります。

宝山ハートクリニックにおかれましては、今般、市の高度医療機器導入事業費補助制度を活用してMRIを設置するとともに、CTの導入や迅速な血液検査を可能とする機器の設置など、診療機能の強化に取り組んでいただき、2023年9月1日にリニューアルオープンいたしました。このことにより、地域の皆さまにおかれましては、より身近な場所で高度な検査を受けていただける環境が整いました。

新型コロナワクチン接種事業について

次に、新型コロナワクチン接種事業についてであります。

現在流行しているオミクロン株に対応したワクチンによる、生後6か月以上の方を対象とした追加接種「令和5年秋開始接種」につきましては、2023年9月20日から順次、協力医療機関による個別接種により開始する予定です。ワクチン接種は、重症化予防効果はもとより、発症予防効果の向上が期待されると考えられておりますので、接種を希望する全ての方が速やかに接種ができるよう、対応してまいります。

ホームタウンデイズ神栖の日について

次に、アントラーズ「ホームタウンデイズ神栖の日」についてであります。

2023年8月6日に、カシマサッカースタジアムにおいて、なめがたしおさい農業協同組合や昭和産業株式会社にご協力いただき、来場者へ市特産品等のPRをおこなってまいりました。

また、お笑い芸人で神栖市PR大使のオスペンギンとカミスココくんによるステージイベントを実施し、神栖市にまつわるトークやクイズ大会を通じて、来場者にお楽しみいただきながら、多くの方に神栖市を知っていただくことができました。

神栖市内における特別支援学校の新設について

次に、神栖市内における特別支援学校の新設についてであります。

鹿行地域で唯一の特別支援学校である鹿島特別支援学校は、特に神栖市内からの通学に相当の時間を要することから、茨城県では、2027年4月の開校を目指し、若松運動場の隣接市有地への学校の新設を決定いたしました。

本件につきましては、去る2023年8月20日、学校整備予定地周辺の区長の皆さまを対象とした事業説明会を実施し、施設の規模や想定する児童数、新設によってもたらされる効果などに関する説明をおこなったところでございます。

また、整備予定地近隣にお住まいの皆さまに対しましても、ご理解とご協力をいただけるよう、個別訪問により、丁寧に説明してまいりました。

市といたしましては、本事業が円滑に進むよう、引き続き茨城県と密に連携を図ってまいります。

知手中央東町地区防災訓練・交流会について

次に、知手中央東町地区防災訓練・交流会についてであります。

地区加入率が年々低下していることを受け、「地区加入促進及び脱退防止のモデル地区」として指定している知手中央東町において、市民同士の交流や若者世帯等の加入促進を目的とした、防災訓練と交流会をおこないました。

当日は、大勢の地域住民の方々が訪れ、地区内道路の危険箇所を点検したり、隣人との接し方や災害時の避難の仕方について有識者による講話を聞いたほか、バーベキューをしながら親睦を深めました。

貨物運送事業者支援金について

次に、貨物運送事業者支援金についてであります。

当支援金は、燃料価格の高騰により事業継続に支障をきたしている貨物運送事業者に対し、上限を50万円として支援金を交付するものでございます。

対象の事業者は約270事業者、補正予算額5,815万円を計上したところでありますが、2023年8月末現在での交付決定件数および交付金額につきましては、132件3,674万円となっております。

今後も事業者の経営状況を注視しながら、国・県と連携を図り支援を継続してまいります。

海水浴場の入込客数について

次に、海水浴場の入込客数についてであります。

2023年7月15日から8月20日の37日間開設した海水浴場の入込客数については、日川浜と波崎をあわせて約7万8千人で、令和4年度と比較しますと約2万9千人の増でございました。

今後も引き続き、快適で安全な海水浴場をPRし、さらなる海水浴客の増加を目指してまいります。

夏休み期間中におけるスポーツ等の合宿状況について

次に、夏休み期間中におけるスポーツ等の合宿状況についてであります。

2023年7月21日から8月27日の夏休み期間中におけるスポーツ等の合宿状況につきましては、泊まられた方の総泊数が約10万泊で、コロナ禍前の令和元年度と比較しますと、約8割まで回復しております。

今後も引き続き、当市のスポーツ合宿の魅力について情報発信をおこない、多くの方に合宿に来ていただけるよう、PRに努めてまいります。

市道1-9号線(通称:シーサイド道路)について

次に、市道1-9号線(通称:シーサイド道路)についてであります。

シーサイド道路につきましては、第2回定例会においてご報告させていただいたとおり、2023年7月10日に通行を再開いたしました。

通勤などの生活利便性が劇的に向上したほか、夏休み期間中は多くのスポーツ合宿バスや海水浴場利用客の通行が見られるなど、地域経済の活性化に寄与しています。

今後も、道路法に基づき適切な管理を実施するともに、当該道路の利便性を活かし、観光客などの広域的な回遊性の促進や周辺地域の活性化に取り組んでまいります。

はさき交流夏祭りの開催について

次に、はさき交流夏祭りの開催についてであります。

2023年7月23日、4月にオープンした「はさき保健・交流センター」において、「はさき交流夏まつり」を開催いたしました。

イベント当日は、フラメンコの舞を皮切りに、ご家族で楽しめるファミリーミュージックステージの鑑賞やゲーム大会、フラダンスや吹奏楽の発表、ワークショップなどに約5千人の方が参加され、小さいお子さんからお年寄りまで、多様な世代が集う交流拠点としての第1歩となりました。

また、そのほかのイベントにつきましても、新型コロナウイルス感染症が5類に引き下げられたことを受け、令和2年度より開催を中止していた「かみす七夕まつり」や「きらっせ祭り」が4年ぶりに開催されました。同じく令和2年度より開催を中止している「かみす舞っちゃげ祭り」や「神栖市敬老会」につきましても、令和5年度は開催することが決定しております。

電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金について

次に、電力・ガス・食料品等 価格高騰重点支援給付金についてであります。

電力・ガス・食料品等の価格高騰による負担増を踏まえ、特に家計への影響が大きい低所得世帯に対して、1世帯当たり3万円の特別給付金の支給を、2023年7月下旬より順次、実施しているところです。財源は事務負担を含み全額国庫負担となり、8月末現在の支給状況は、6,025件となっております。

新可燃ごみ処理施設長期包括運営業務委託について

次に、新可燃ごみ処理施設整備事業についてでございます。

2023年7月20日、鹿島地方事務組合は、三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社が設立した特別目的会社、鹿島エコクリエイション株式会社と、新可燃ごみ処理施設長期包括運営業務委託を契約いたしました。

契約期間は20年間で、契約金額は126億3,372万円となっております。

施設の稼働に伴い、2024年4月1日からごみの分別などが一部変更となりますことから、2023年10月に開催の区長説明会や住民説明会にて市民の皆さまに説明をおこなうほか、11月中旬から12月中旬にかけて、新たなごみの分別ガイドブックを全戸配布する予定です。

新たなごみの分別方法にスムーズに移行できるよう、市民の皆さまには丁寧に説明し、ご理解とご協力をお願いしてまいります。

神栖市総合防災訓練について

次に、神栖市総合防災訓練についてであります。

2023年8月20日、神栖第四中学校において、同中学校区を対象に洪水を想定した総合防災訓練を実施いたしました。訓練では、神栖四中学区地域コミュニティ協議会や防災士協議会、消防団と協力し、避難所の開設・受入訓練を実施し、避難者の誘導や避難所の体験をおこなったほか、国土交通省や東京電力なども訓練に参加し、防災に関する啓発活動をおこないました。

参加した市民は、避難所の確認や、資機材の取り扱いを学びながら、訓練に取り組んでおりました。

今後も市民の防災意識の向上を図るとともに、市職員の防災力向上に取り組んでまいります。

神栖市ブリティッシュヒルズ英語研修について

次に、神栖市ブリティッシュヒルズ英語研修についてであります。

本研修は福島県にある中世英国の環境を再現した施設において英語を学ぶものであり、令和5年度は、2023年8月19日から8月21日の2泊3日の日程で実施し、小学生26名、中学生39名が参加されました。

オールイングリッシュでの授業や研修施設での生活は、英語力の向上のみならず、豊かな国際感覚を身につけるうえで、大変有意義な機会を提供できたものと考えております。

キャリフェス2023について

次に、キャリフェス2023についてであります。

2023年8月26日、かみす防災アリーナにおいて、キャリア教育推進プロジェクト「ネクスト10」の一環として、令和4年度に引き続き「キャリフェス2023」を実施いたしました。

当日は、市内外の企業・事業所や近隣の大学に体験型のワークショップを実施していただき、未就学児、児童および生徒が、これからどんな歩み、学びをするのか、自ら考える良い機会となりました。

今後もキャリア教育のさらなる充実に向けて、地域との連携を深めてまいります。

以上をもちまして、主要施策等の報告といたします。

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市長公室 秘書課
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メール:hisho@city.kamisu.ibaraki.jp

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