令和4年第3回市議会定例会・主要施策事業報告

ページ番号1009928 掲載日 2022年9月5日

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令和4年第3回市議会定例会の開会にあたり、提出いたしました議案の説明に先立ち、主要施策等の経過についてご報告申し上げます。

市長 主要施策等報告

新型コロナウイルス対策事業について

はじめに、新型コロナウイルス対策事業についてであります。

国内における新型コロナウイルスによる感染者数は、行動制限のない3年ぶりの夏を迎えたものの、いわゆる第7波が高止まり状態で続いており、当市における新規感染者数も、過去最多を更新するなど、依然として厳しい状況であります。

このような中、当市におけるワクチン接種事業の8月末現在の進捗といたしまして、3回目接種については12歳以上の対象者の約85%、4回目接種については60歳以上の対象者の約79%が接種を完了しており、着実に感染症対策が進んでいるところです。

今後も、オミクロン株に対応したワクチンの追加接種検討や、「緊急避難措置」による「全数把握」の見直しなど、国や県の動向を注視しながら、適切に対応してまいります。

若手医師きらっせプロジェクトの推進について

次に、若手医師きらっせプロジェクトの推進についてであります。

7月26日に令和4年度第1回推進会議を開催し、新たな取り組みを盛り込んだ事業計画の協議や医師研修事業の対象者の選定などをおこないました。

また、6月19日には、コロナ禍のため過去2年間参加できなかった全国の医学生や研修医を対象とする「研修病院等説明会」に、市内3研修医療機関とともに出展し、市の支援制度や各機関のPR活動をおこなってまいりました。

さらに、令和4年度の産業医学基礎研修会についても、8月6日に第1回目の研修会を開催したところでございます。

企業・医療機関・行政の連絡調整会議について

次に、企業・医療機関・行政の連絡調整会議についてであります。

8月2日に企業、医療関係者、行政の代表者による準備会議を開催し、連絡調整会議の規約や議題等について協議いたしました。

今後は、10月の第二回準備会議を経て、11月の連絡調整会議を開催する予定でございます。

医療教育について

次に、医療教育についてであります。

医療教育につきましては、市内各小学校および中学校からの実施要望などを踏まえ、令和4年度は神栖第一中学校と柳川小学校で開催することとし、現在、準備を進めているところであります。

神栖済生会病院の新病院整備について

次に、神栖済生会病院の新病院整備についてであります。

現在基本設計まで策定した段階でありますが、今般、神栖済生会病院から建設資材や医療機器等の高騰による事業費の大幅な増加等から、全体事業費などが確定できない状況であり、当分の間、実施設計等の着手を見合わせる旨の報告がありました。今後につきましては、推移を見守りつつ、県および病院と情報共有を図りながら、引き続き支援してまいります。

まちづくり懇談会について

次に、まちづくり懇談会についてであります。

当懇談会は、市民の皆さんの貴重なご意見をまちづくりに活かしていくことを目的として、地域の皆さんと意見交換する場であり、7月28日をもって、市内8か所での開催が終了したところでございます。

懇談会で頂戴したご意見を参考に市政運営をおこなうとともに、今後も、市民の皆さんのお声を聞かせていただく場の充実に努め、市民目線に立った市民本位のまちづくりに努めてまいります。

神栖市と横浜市における再生可能エネルギーに関する連携協定について

次に、神栖市と横浜市における再生可能エネルギーに関する連携協定についてであります。

神栖市と横浜市は、7月19日に、脱炭素社会の実現を目指し、再生可能エネルギーの活用を通じた取り組みを推進するため、関東では初となる再生可能エネルギーの活用に関する連携協定を締結いたしました。

当市では、太陽光や風力を地域の資源と捉え、市内で再生可能エネルギーにより発電された電気の地産地消を目指すとともに、同様に脱炭素社会の実現を目指している横浜市と、「地域循環共生圏」の理念に基づき相互の連携を強化してまいります。

アントラーズホームタウンデイズについて

次に、アントラーズホームタウンデイズについてであります。

8月6日に、カシマスタジアムにおいて、3年ぶりとなるホームタウンデイズ神栖の日が開催されました。

市内事業者等の皆さんのご協力による来場者への市特産品配布や、鹿嶋市と合同でのゆるキャラのイベントなどにより、市外在住の皆さんに対して神栖市をPRできたものと考えております。

新可燃ごみ処理施設整備事業について

次に、新可燃ごみ処理施設整備事業についてであります。

7月27日に開催された鹿島地方事務組合の臨時組合議会において、鹿嶋市に新設する鹿嶋中継施設建設工事の受託者が承認され、本契約となりました。

今後とも、施設整備にあたり、鹿島地方事務組合および鹿嶋市と連携して取り組んでまいります。

海水浴場の入込客数について

次に、海水浴場の入込客数についてであります。

本年、 7月16日から8月21日の37日間、3年ぶりに開設した海水浴場の入込客数については、日川浜で8月初旬にサメが確認されたことにより、遊泳禁止の期間があったものの、日川浜海水浴場で30,801人、波崎海水浴場で18,436人、合計で49,237人と、令和元年度実績の49,503人と同程度でございました。

今後も引き続き、快適で安全な海水浴場をPRし、さらなる海水浴客の増加を目指してまいります。

スポーツ観光支援事業について

次に、スポーツ観光支援事業についてであります。

令和3年度に引き続き、市内で合宿をおこなう団体を対象に、宿泊料金や貸切バス料金を支援する「スポーツ観光支援事業」を7月13日より開始いたしました。

令和3年度は、緊急事態宣言等により夏期合宿を取りやめる団体が多くございましたが、今年は、多くのアスリートの皆さんに当事業を活用して合宿等にお越しいただけるようになりました。

しかしながら、支援事業を活用しておりますものの、当市のスポーツ観光産業は、依然、コロナ禍前と比較して厳しい状況が続いております。

これから到来する冬から春にかけてのスポーツ観光につきましても、引き続き需要の回復に取り組んでまいります。

観光デジタルスタンプラリー事業について

次に、観光デジタルスタンプラリー事業についてであります。

市では、市内を周遊しながら、当市の魅力を発見、感じていただくことを目的に、7月20日からスタンプラリー事業を開始いたしました。

本事業は、観光客の皆さんを対象に、スマートフォンを利用して市内の人気観光スポットや飲食店などを巡っていただくものとなっており、令和5年1月15日までの開催を予定しております。

今後も、多くの方にご参加いただけるよう、本事業のPRに努めてまいります。

かみすプレミアム付クーポン券について

次に、かみすプレミアム付クーポン券についてでございます。

新型コロナウイルス感染症の影響や、物価高騰の影響などを受けている市民や事業者の皆さんを支援するため、令和4年度もプレミアム付クーポン券を販売いたします。

9月1日から購入のお申し込みを受け付けておりますが、令和4年度のクーポン券は、小規模店のみで使用可能な小規模事業者専用券8枚と、大型店を含む全ての取扱店で使用可能な共通券5枚、合計1万3千円分を1万円で3万冊販売いたします。

中小企業事業資金利子補給費補助金について

次に、中小企業事業資金利子補給費補助金についてでございます。

自治振興金融融資制度について、借り入れ当初から3年間の支払利息がゼロとなるよう、利子補給率の引き上げを令和2年度から2年間、実施したところでございますが、コロナ禍における事業者の資金繰りへの支援が継続して必要なことから、令和4年度も引き上げを実施いたしました。

今後も、市内事業者の経営状況を注視しながら、必要な支援をおこなってまいります。

神栖市ブリティッシュヒルズ英語研修について

次に、神栖市ブリティッシュヒルズ英語研修についてでございます。

本研修は、福島県にある中世英国の環境を再現した施設において英語について学ぶものであり、中学生44人が8月8日から2泊3日のスケジュールで参加しております。また、今月には小学生30人も同様の形で研修をおこなう予定でございます。

今後も、異文化理解を通して英語力向上を図り、子どもたちの視野を広げてまいります。

学校給食費無償化について

次に、学校給食費無償化についてでございます。

現在、実施している学校給食費無償化について、コロナ禍における原油価格・物価高騰等により増加した分の費用を各家庭に求めることのないよう、対応をおこなっているところでございます。

今後も、感染症の影響を的確に見極め、きめ細やかな支援をおこなってまいります。

以上をもちまして、主要施策等の報告といたします。

このページに関するお問い合わせ

市長公室 秘書課
〒314-0192 茨城県神栖市溝口4991-5 本庁舎3階
電話:0299-90-1121 FAX:0299-90-1112
メール:hisho@city.kamisu.ibaraki.jp

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