令和4年第2回市議会定例会・主要施策事業報告

ページ番号1009538 掲載日 2022年6月1日

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令和4年第2回市議会定例会の開会にあたり、提出いたしました議案の説明に先立ち、主要施策等の経過についてご報告申し上げます。

市長 主要施策等報告

新型コロナウイルス対策事業について

はじめに、新型コロナウイルス対策事業についてであります。

ワクチン接種事業につきましては、3回目接種の進捗といたしまして、個別接種、集団接種及び茨城県主体の大規模接種により事業を推進し、5月末現在までに、12歳以上の接種対象者の8割弱の方への接種が完了している状況であります。

4回目の接種につきましても、国の方針に基づき、5月27日から順次接種を開始しているところでございます。

まちづくり懇談会の開催について

次に、まちづくり懇談会の開催についてであります。

当懇談会は、市民の皆様の貴重な意見をまちづくりに活かしていくことを目的として、地域の皆様と意見交換する場であり、5月19日から市内8か所の会場において順次開催しております。

各会場では、市の主要施策等について紹介し、参加された方から市政に対するご意見、ご提言を伺い、意見交換をさせていただいております。

今後とも、市民の皆様のお声を聞かせていただく場の充実に努めるとともに、市民目線に立った市民本位のまちづくりに努めてまいります。

神栖済生会病院の新病院整備について

次に、神栖済生会病院の新病院整備についてであります。

本整備は令和4年5月に基本設計が終了し、10月頃に済生会本部の施設運営委員会や理事会、評議員会の審議と承認を経て、実施設計に着手する予定であり、令和7年夏頃の完成を目指して整備を進めるものと伺っております。

神栖産業医トレーニングセンターの開設について

次に、神栖産業医トレーニングセンターの開設についてであります。

白十字総合病院と神栖済生会病院内に、市内産業医業務の拠点となり、かつ、産業医の実務能力を養成する機能を持つ神栖産業医トレーニングセンターが開設されました。

白十字総合病院は、社会医学系専門医の取得機関としての機能も併せて有するものでございます。

市といたしましても、こうしたセンターの運営を支援し、若手医師の市内への赴任促進に努めてまいります。

新規診療所開設について

次に、新規診療所開設についてであります。

診療所開業資金貸与制度を利用して須田地区の小児科診療所と深芝地区の眼科診療所の2つの診療所が開院予定であり、診療所開業支援貸付制度の活用相談を受けておりますので、万全の支援をおこない、市内の医療体制の整備充実に努めてまいりたいと考えております。

診療体制の拡充について

次に、診療体制の拡充についてであります。

医療スタッフの増員を伴い、大幅に診療機能を拡大する施設改修や医療機器整備等の取り組みを促進するため、市では、診療体制強化事業制度により支援することとしております。

この度、知手地区の診療所では、本年4月から常勤医師を獲得し、新たに消化器内科の診療を開始するとともに、透析ベッド数の倍増や各種検査機器の導入などを計画していることから、同制度を活用し、市内の医療体制の強化に繋げてまいります。

東国水郷観光推進協議会への加盟について

次に東国水郷観光推進協議会への加盟についてであります。

自然環境や歴史文化などの地域資源を活かした広域的な観光誘客促進に取り組むため、香取市、潮来市、鹿嶋市で構成された協議会であり、当市においては、令和2年度から東国三社関連事業に参画してまいりました。

去る5月17日の総会において、当市の正式加盟が承認されましたことから、本年度より、各市と連携しながら水郷地域や東国三社の魅力を広くPRし、誘客促進に取り組んでまいります。

うずも児童館について

次に、うずも児童館についてであります。

新築に伴い平成30年5月から暫定的に利用しておりました旧海浜保育所から、整備の完了する知手中央地区に移転し、地域の子育て支援体制の充実を図ってまいります。

なお、6月26日には竣工式典の実施を予定しており、7月1日からの運営開始となっております。

低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金について

次に、低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金についてであります。

新型コロナウイルス感染症による影響による失業や収入減少の中で、食費等の物価高騰等に直面する低所得の子育て世帯を見舞う観点から、児童1人あたり一律5万円の特別給付金を支給します。

実施に係る財源は事務負担を含み全額国庫負担となり、一部申請が必要となる世帯を除き、ひとり親世帯につきましては6月7日に、それ以外の世帯には、6月28日の給付金支給を予定しております。

ツタヤ鹿嶋南店との災害協定締結について

次に、ツタヤ鹿嶋南店との災害協定締結についてであります。

本年3月30日にツタヤ鹿嶋南店を運営するジョイカルチャー株式会社と「津波発生時における緊急避難場所としての使用に関する協定」を締結いたしました。これにより約1,300人の避難者を受け入れることが可能となり、堀割地区の避難困難者の解消につながるものと考えております。

神栖市地域防災計画および神栖市津波ハザードマップ、津波避難計画の改訂について

次に、神栖市地域防災計画および神栖市津波ハザードマップ、津波避難計画の改訂についてであります。

地域防災計画につきましては、市内の災害全般に対処するため、総合的な指針及び対策計画を定めたもので、この度の改訂では、平成30年度の計画策定後におこなわれた国の防災基本計画及び茨城県地域防災計画の修正を反映したものでございます。今後は、この計画に基づき、災害の予防・対策などの円滑な実施を図り、市民の安全安心の確保に努めてまいります。

津波ハザードマップと津波避難計画の改訂につきましては、この度、津波避難シミュレーションの結果を反映するとともに、指定緊急避難場所、津波避難ビルの更新をいたしました。4月の区長説明会において、津波ハザードマップの全戸配付をお願いしましたので、各ご家庭において津波の浸水状況や避難場所の位置、災害時の情報入手などをご確認いただくとともに、市民の皆様へ周知と理解向上を図ってまいります。

鹿島東部コンビナートの定期修理について

次に、鹿島東部コンビナートの定期修理についてであります。

今年度の定期修理につきましては、近年同様新型コロナウイルス感染拡大のリスクがある中での実施となりますので、茨城県や企業の皆さまとも連携を図り、作業従事前にPCR検査等の実施を始めとする感染防止対策の徹底や、作業員の夜間の行動自粛要請など、できる限りの方策を実施しながらおこなわれております。

市といたしましても、定期修理を進めていただく企業の皆さまに対し、感染症対策を最優先にお願いしておりますので、市民の皆さまには、ご理解とご協力をいただきますよう、心からお願い申し上げます。

また、今回の定期修理にあたり、大変厳しい状況の中、対策にご尽力いただいております茨城県並びに企業をはじめとする関係者の皆さまには、深く感謝申し上げます。

神栖市地域特産品の認定について

次に、神栖市地域特産品の認定についてでございます。

当市では、市の魅力を多くの方に知っていただくため、市民や観光客に親しまれる優れた商品を特産品に認定する「神栖市地域特産品認定事業」を実施しております。令和3年度におきましては神栖菓子組合の『東国三社巡りサブレ』、鹿島食品株式会社の『神栖カレースティック』、株式会社TAIKO(タイコ)の『かみすといえばピーマンじゃん』、株式会社Y's(ワイズ) Create(クリエイト)の『神栖シフォン』、株式会社松星フードサービスの『松(まつ)星(ぼし)のまんまる肉じゃが』、これら5つの商品を神栖市特産品として新たに認定いたしました。

今後も、新たな特産品の開発を支援するとともに、既存の優れた商品を特産品に認定するなど、市の知名度向上、イメージアップ、更には地域経済の活性化を図ってまいります。

(仮称)はさき屋内温水プールの名称選定について

次に、(仮称)はさき屋内温水プールの名称選定についてでございます。

令和5年度に豊ヶ浜運動公園内において開館予定の屋内温水プールにつきまして、名称を「はさきマリンプール」と選定いたしました。

当該施設は、市内小中学校プールの老朽化が著しいため、維持管理費等にかかる財政負担の軽減や適切な水泳授業の実施の観点から、公営温水プールへと集約化を進めることとし、学校利用を主軸に運営をおこなうものです。

このことから、児童・生徒が、楽しく元気に水泳授業を行えるよう、利用予定の小中学校7校から候補名を募集し、その中から教育委員会にて名称を選定したものでございます。

以上をもちまして、主要施策等の報告といたします。

このページに関するお問い合わせ

市長公室 秘書課
〒314-0192 茨城県神栖市溝口4991-5 本庁舎3階
電話:0299-90-1121 FAX:0299-90-1112
メール:hisho@city.kamisu.ibaraki.jp

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