令和元年第2回市議会定例会・主要施策事業報告

ページ番号1004555 掲載日 2019年10月24日 更新日 2019年11月13日

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令和元年第2回市議会定例会の開会にあたり、提出いたしました議案の説明に先立ち、主要施策等の経過についてご報告いたします。

市長 主要施策等報告

令和の時代について

はじめに、憲政史上初の天皇陛下の御退位、及び皇太子殿下の御即位が、国民の祝福の中でつつがなくおこなわれ、新しい令和の時代が晴れやかに始まりましたことを、心からお慶び申し上げます。

新しい元号の「令和」につきましては、万葉集にある梅の花の歌 三十二首 序文から引用され、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ、という意味が込められているとのことでございます。

昨年6月に策定しました、市政運営の指針となる総合計画「かみす共創まちづくりプラン」では、本市の将来像を「みんなでつくる新しい神栖市」と掲げ、市民が主役となり、誰もが安心して暮らせるまちを目指していくこととしております。

当市におきましても、令和の元号に込められておりますように、人々が美しく心を寄せ合いながら、まちづくりを進めてまいりたいと考えております。

それでは、主要施策等の経過について、ご報告いたします。

土合こども園の開園について

まず、土合こども園の開園についてであります。

土合こども園は、老朽化した植松幼稚園を廃園し、幼稚園と保育所の機能を併せ持つ「幼保連携型認定こども園」として、第三学校給食共同調理場の隣に、4月1日に開園し、116名の園児が入園しました。

同園は、子育て支援室を有しており、延長保育や一時預かり保育にも対応できますので、保護者の負担軽減に寄与できるものと期待しております。今後も、地域で子育てをしているご家庭に寄り添った子育て支援事業を提供できるように努めてまいります。

子育て世代包括支援センターの開設について

次に、子育て世代包括支援センターの開設についてであります。

妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を実施するため、神栖市保健・福祉会館内に「子育て世代包括支援センター」を6月1日に開設しました。同センターには、保健師と子育てコンシェルジュを配置し、妊産婦や子育て中の保護者からの相談を受け、それぞれのニーズに合った情報提供や支援プランの作成などをおこなってまいります。

かみす防災アリーナの開設について

次に、かみす防災アリーナの開設についてであります。

かみす防災アリーナは、神栖中央公園内に6月1日に開設し、開館前日の5月31日に開館式典、6月1日・2日にオープニング記念イベントを開催しましたところ、非常に多くの方々にお越しいただきました。

この施設は、災害時には避難所や救援救護スペースなどになる防災拠点施設として、また平常時にはスポーツや各種イベント等の開催で賑わいをつくる施設として、多くの神栖市民の方はもちろん、市外の方々にもご利用いただける施設となっております。メインアリーナやサブアリーナ、温水プールやトレーニング室などといったスポーツ施設のほか、音楽ホールなどもございます。

また、市民の皆さまにご利用いただくことはもとより、当市とフレンドリータウン協定を締結しましたプロバスケットボールクラブ「サイバーダイン茨城ロボッツ」の公式戦をはじめ、スポーツや音楽を中心に、様々なイベント等を誘致・開催することにより、憩いとにぎわいを創出してまいります。

可燃性一般廃棄物処理施設の建設予定地について

次に、可燃性一般廃棄物処理施設の建設予定地についてであります。

鹿嶋市と協議した結果、神栖市東和田地内の鹿島共同再資源化センター用地の一部を建設予定地とすることで協議が整いました。

今後は、両市議会の第2回定例会において、事業主体となる鹿島地方事務組合が施設整備を実施するために必要な規約改正及び同事務組合で発注する予定の生活環境影響調査など、施設の建設に関連する委託業務等の補正予算についてご審議いただき、早々に調査等を発注できるよう、鹿嶋市及び鹿島地方事務組合と調整してまいります。

神栖済生会病院と鹿島労災病院の統合について

次に、神栖済生会病院と鹿島労災病院の統合についてであります。

恩賜財団済生会と独立行政法人労働者健康安全機構、茨城県、当市の4者において協議等を進めてまいりました2病院の再編統合により4月1日から神栖済生会病院が主体となって新たに運営を開始いたしました。

なお、神栖済生会病院分院につきましては、4月に神栖済生会病院からご案内がありましたとおり、「済生会土合クリニック」の名称で、7月1日から診療を開始する予定となっております。

また、神栖済生会病院につきましては、今後、本院整備に向けた基本計画の策定に着手する予定と聞いておりますが、地域の中核病院としての役割をしっかりと担っていただけるよう強く要請するとともに、必要な支援をおこなってまいります。

各種がん検診の無料化について

次に、各種がん検診の検診料無料化についてであります。

今年度から、新たに胃がん・大腸がん・乳がん・子宮がん・前立腺がん・肝炎ウイルスの各種検診対象者の自己負担を無料とし、検診対象者がより受診しやすい環境を整えました。

併せて、萎縮性胃炎の早期治療や健康意識向上のため、41歳、46歳、51歳の方を対象に、胃がんリスク検査を新たに開始いたしました。

今後も市民の健康寿命の延伸に向け、施策の充実を図ってまいります。

第74回国民体育大会の開催準備について

次に、「第74回国民体育大会」の開催準備の進捗状況についてであります。

9月から開催するいきいき茨城ゆめ国体の開催まで108日となり、市実行委員会では、大会本番に向け、各競技会運営の母体となる実施本部の体制整備を進めております。

今後は、関係者等の宿泊計画や輸送計画などを盛り込んだ業務マニュアルの作成や職員研修をおこなうなど、円滑な競技会運営に万全を期してまいります。

また、本市を訪れる方々に快適に過ごしていただけるよう、競技会場までのアクセス道路の補修や歩道の除草、排水路の清掃などをおこなうほか、行政区毎のクリーンアップ運動の推進など、まちの美化に努めてまいります。

エフエムかしまにおける神栖市情報番組の開始について

次に、エフエムかしまにおける神栖市情報番組の開始についてであります。

当市の持つ魅力を効果的・戦略的に市内外へ発信していく広報戦略事業の一環として、当市の情報番組「かみす放送局」を6月7日から放送開始いたしました。

この情報番組は、コミュニティFM放送局でありますエフエムかしまで毎週金曜日、午後6時30分から30分間の番組として、当市の行政情報やイベント情報のほか、市内の小中学校やスポーツ少年団、特産品の紹介など、市内外の地域住民に対して、様々な視点から興味を持っていただけるような情報を発信してまいります。

神栖市地域特産品の認定について

次に、神栖市地域特産品の認定についてであります。

当市では、市の魅力を多くの方に知っていただくため、市民や観光客に親しまれる優れた商品を特産品に認定する「神栖市地域特産品認定事業」を実施しており、新たに「カミスココくんサブレ」を認定し、神栖市地域特産品は、全13品となりました。

今後も、新たな特産品の開発を支援するとともに、既存の優れた商品を特産品に認定するなど、地域特産品の充実を図り、市の知名度向上、イメージアップ、更には地域経済の活性化を図ってまいります。

以上をもちまして、主要施策等の報告といたします。

このページに関するお問い合わせ

市長公室 秘書課
〒314-0192 茨城県神栖市溝口4991-5 本庁舎3階
電話:0299-90-1121 FAX:0299-90-1112
メール:hisho@city.kamisu.ibaraki.jp

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